2022.10.25

リユース事業のエコリング、関通に物流業務を委託 年間120万店の出荷対応を実現

買取事業 ・ブランド品専門店運営販売事業を手がけるエコリングはこのほど、EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業を展開する関通へ物流業務を委託し、1カ月で出荷量が約10倍になるなどの成果を公開した。

エコリングは、年間50万点以上の買取を行い、全国に168店舗を展開するリユース企業。1年間に約40店舗の出店を行っており、1か月の出荷量はおよそ10万点ほど、現在の約1700坪ほどの物流現場を有している。社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度「B Corporation」を日本で7社目に取得している。

このほど、関通へ物流業務を委託して得た成果を関通のWebサイトの物流委託改善事例インタビューにおいて公開した。関通は、関西・関東に21拠点を持つ物流会社で、年間約1100万個の出荷実績を有する。通販・ネットショップの物流倉庫・受注・配送までのアウトソーシングの他に、物流システムの販売なども行い、顧客の生産性向上、品質向上、作業効率化を支援している。

エコリングでは、以前は自社で行っていた物流作業を関通に委託したことで、1カ月の出荷量が10倍と飛躍的に伸長した。さらに大きな変化として、自社で物流を行っていた時点では、品質の問題に加え、22時頃まで梱包や発送などを行っており、物流業務従業員の労働時間に不安を抱えていたとし、業務委託によりそれらが解消され、定時の時間内で帰宅可能になったことを挙げた。

物流の委託により、「本業」に専念することができるようになったことで、よりスピーディーな顧客対応が可能になったとし、利用者からも「梱包も丁寧で早く対応してくれるようになった」という声が寄せられるなど、 顧客満足度の部分も大きな変化だとしている。




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