2022.10.24

パーソナライズD2CのSparty、日本ロレアル人事本部長の大田浩充氏が社外取締役に就任 出資に続き連携を強化

日本ロレアル 副社長兼人事本部長 大田浩充氏

Spartyはこのほど、日本ロレアルの副社長兼人事本部長である大田浩充氏が、2022年9月30日付で社外取締役に就任したと発表した。ロレアルグループのVCF「BOLD」からの出資に続き、連携の強化を図った。

2017年7月創業のSpartyは、“一人ひとりの個性を価値化したい”という想いのもと、「色気のある時代を創ろう」をミッションに掲げ、パーソナライズを基軸としたD2Cブランドを運営。パーソナライズヘアケア「MEDULLA」、パーソナライズスキンケア「HOTARU PERSONALIZED」、パーソナライズボディメイク「Waitless」の3ブランドを主軸に展開し、2022年2月時点の累計会員数は50万人を突破している。

大量生産・大量消費で誰もが「同じもの」を選ぶ“マスの時代”、インターネットが普及し、誰もが「評判」で選ぶ“ブランドの時代”を経て、これからは自分に合ったものを誰でも簡単に「自分でつくる」、“パーソナライズの時代”という流れが国際的にも高まりつつある。Spartyは、「自分にマッチするものを探すのは難しい」という普遍的課題に対して答えを提示するのではなく、悩みを分かち合いながらデイリーケアをサポートし、リアルとデジタルを融合させたサービスとして提供することで既存産業を変革していくとしている。

これらの実現のため、2022年5月には仏・ロレアルグループのコーポレートベンチャーキャピタルファンドBOLD(Business Opportunities for L’Oréal Development)を引受先として第3者割当増資を実施した。

さらにこのほど、日本ロレアルの副社長兼人事本部長である大田浩充氏が、2022年9月30日付で社外取締役に就任した。今回の社外取締役就任により両社の連携を強化するとともに、より優れた顧客体験の構築を行っていく考えを示した。




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