2022.10.13

宝島社、不要な付録で社会貢献 開発途上国の支援につなげる

「古着deワクチン」のトライアル販売を開始

女性用ファッション誌などを発刊する宝島社は10月6日、不要になった付録を回収し、社会貢献につなげるセット商品「古着deワクチン」のトライアル販売を開始した。
 
同商品は、日本リユースシステムが提供する、「古着deワクチン」の専用回収袋と、人気ブランド「kippis(キッピス)」のエコバッグがセットになっている。同社の自社ECサイト「宝島チャンネル」の限定商品として展開する。
 
回収袋に不要になった、衣類やアクセサリーなどの付録を入れて発送すると、1セットにつき5本のワクチンが、開発途上国に届けられる仕組みだ。ワクチンは「認定NPO法人世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」を通じて届けられる。
 
回収後、届けられた付録は、選別した上で、カンボジアの直営店で販売される。同店舗では、障害者や元ストリートチルドレンの若者を雇用しているという。価格は税込3300円で、2023年1月5日まで販売する。





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