2022.10.11

AIが好みの日本酒を届けるサブスク「SakeaiBox」、趣味や嗜好など11個の質問で「日本酒診断」

「SakeaiBox」

サケアイは、「日本酒診断」に基づき、約10万通りの組み合わせからパーソナライズされた日本酒を届ける、日本酒定期便サービス「SakeaiBox(サケアイボックス)」を提供している。

同サービスは、今年9月20日にリリースした。「自分に合う日本酒、本当においしい日本酒に出会うきっかけづくりをしたいと考え、『SakeaiBox』の提供を開始した」(新山社長)と話す。

「SakeaiBox」では、ユーザーが受ける「日本酒診断」へのユーザーの回答をもとに、AIが、パーソナライズした日本酒3瓶を届ける。

「日本酒診断」では、趣味や嗜好(しこう)、ライフスタイル、食事に関する11個の簡単な質問を設けている。

同社では、日本酒レコメンドアプリ「Sakeai(サケアイ)」を運用してきた。同アプリでは、「飲んだ日本酒の記録」ができるほか、「飲酒記録をもとに、AIがユーザー好みの日本酒をレコメンド」することも可能。「利き酒師の口コミなどから日本酒の検索」を行うこともできるし、「日本酒の購入」も行える。

「同アプリを2年間運用してきた。新サービスには、そこで培われた日本酒のレコメンド技術を応用している」(新山社長)と言う。「SakeaiBoxで届いた日本酒を飲み、感想をフィードバックするたびに、次に届く日本酒が、さらにユーザーの好みのものに最適化されていく」そうだ。


▲新山大地社長

同定期便で届く日本酒1瓶の容量は200ミリリットル。「約1合と小容量で、さまざまな日本酒を楽しめる」(同)としている。

「スタンダードプラン」(税込4380円)、「プレミアムプラン」(同5630円)の2プランあり、酒の内容が異なる。送料は無料だという。

配送頻度は隔週で1回。「日本酒をもっと自由に楽しめるように、サービスを提供したい。そのため、最低契約期間は設けていない。マイページから、いつでもスキップ・解約ができるようにしている」(同)と言う。ユーザーのタイミングに応じて、「月に1度飲みたい」「2カ月に1度飲みたい」といった楽しみ方ができるそうだ。





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