オンライン化はここまで？！

外出自粛と在宅ワークの流れは、従来のモノ・コトを大きく変えそうです。私たちが足を使って行く、または通う場所の美容院や保育園までもが、オンライン化していることに驚きます。

美容院では、カット方法などをオンラインでアドバイスするところも出てきました。美容院に行った際に、独自で販売しているオプションアイテムがオンラインで販売する店もあります。先日、美容院向けにシャンプーをＥＣサイトで販売する会社を取材しました。販売は伸びており、すでに300店舗以上の美容院が取り扱っているようです。販売だけでなく商品が売れた場合のインセンティブを先払いし、少しでも経営の資金繰りを安定させる取り組みも行っていました。

保育園もオンライン化が進んでいるようです。保育園のイベントなどで撮影した写真をネットで販売している企業を取材したところ、最近はオンライン保育園となるサービスを開始したそうだ。オンラインで指導・教育するわけではなく、元保育士の社員などがウェブ会議サービスのズームを使い、リアルタイムで配信。在宅の子供たちに向けて、挨拶から図工や手作りの紙芝居など１時間ほどかけて披露する。始めたばかりなのに、すでにリピートする家族や、「この人がいい」と、子どもが配信先の企業担当者を気に入って指名をすることもあるとか。

外出自粛や在宅勤務が長引くほど、オンライン化は進みます。オンライン化を進めるほどに、新たなビジネスモデルがたくさん生まれそうです。