2022.09.23

「ニップン健康通販」、複数の機能性表示食品で認知拡大へ ECとオフラインの両立で新規顧客獲得

ヘルスケア事業部 中出敦子開発チームマネージャー

食品メーカーのニップンが運営する、健康食品のECサイト「ニップン健康通販」では、複数の機能性表示食品を武器に、ブランドの認知拡大を進めている。悪玉(LDL)コレステロールケアの機能性表示食品「アマニ習慣」や、乾燥・紫外線ケアの「うるつや ピュアホワイト」が主力商品。ECとオフラインの両方を段階的に強化することにより、新規顧客獲得を進めている。

「ニップン健康通販」では、機能性表示食品9品目を展開している。中でも、「α-リノレン酸」「セラミド」「マスリン酸」を配合する商品は、ニップンならではの独自性の高い商品だとしている。

2020年7月に通販専用商品として発売した「アマニ習慣」(62袋入り)は、同社の主力商品となっている。「アマニ習慣」の機能性関与成分は「α-リノレン酸」だ。「血中の悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる機能があることが報告されています」と機能性を表示している。


▲主力商品の「アマニ習慣」

ニップンが販売する、「α-リノレン酸」を含む別の商品では、2年間に100トン以上が流通した実績があるという。

2022年3月に発売した乾燥・紫外線ケアの機能性表示食品「うるつや ピュアホワイト」も、「ニップン健康通販」の主力商品となっている。同商品の機能性関与成分は、「米由来グルコシルセラミド」と「アスタキサンチン」だ。

「ニップン健康通販」では2021年、ECサイトのリニューアルを行った。トップページのファーストビューの写真を、メインの商品が分かりやすい写真へと変更したという。

ニップンでは2021年から、商品に会報誌を同梱するサービスを開始した。会報誌では、商品の詳しい内容を紹介したり、商品を利用する定期顧客の声を掲載したりしているという。

新規顧客の獲得においては、グーグルの、バナー広告やターゲティング広告などから、専用のランディングページへと遷移させる方法を実施している。ラジオ番組に出稿するなど、オフライン経由の顧客の獲得も、積極的に進めているという。

「当社では製品の開発に強い思いがあり、いい製品を提供できていると思っている。ただ、『それだけ』にならないよう、定期のお客さまにアンケートを実施したり、お客さまの声を頻繁に発信したりしている」(ヘルスケア事業部・中出敦子開発チームマネージャー)と話している。





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