2022.09.13

テイラーアップ、電通ダイレクトと協業 ライブコマースの導入から効果分析まで支援

戦略型ライブコマース「LIVURU(ライブル)」を提供するテイラーアップは8月26日、電通ダイレクトとの協業を開始した。テイラーアップの「Live Commerce force(ライブコマースフォース)for Instagram」を電通ダイレクトに提供し、ライブコマースにおけるコンサルティングや導入支援、集客、購入促進、効果分析まで、ライブコマースを導入したい企業に向けて幅広く支援する。

テイラーアップは、ライブコマースコンサルティングを中心とした、SNS・WEBマーケティング支援を展開。日本におけるライブコマースのトップランナーとして、300以上のライブを企画、実行してきた。

このほど、電通ダイレクトと協業を開始し、電通ダイレクトの独自サービス「LIVE★X(ライブクロス)」に、テイラーアップの「Live Commerce force for Instagram」を提供し、集客からライブ配信構築、配信中の購入促進、配信後の効果分析までをワンストップで行える体制を実現した。

「Live Commerce force for Instagram」は、テイラーアップが独自開発したインスタグラムライブの解析と、コメントに対してDMを自動で送付できる機能を搭載したシステムで、Meta社のアプリレビューの承認を受けている。

1分毎のインプレッション推移を取得し、どのコンテンツで離脱したか、もしくはエンゲージメントが上がったかを確認することが可能な「視聴者数データ取得」、てもダウンロードすることが可能な「コメントデータ取得」機能を搭載。「Live Commerce force」登録後に実施される全ライブデータがシステム上で蓄積されるため、分析や改善に役立てることができる。

ライブ配信中に、視聴者に対してDM(ダイレクトメール)を自動送信する機能も備える。特定のキーワードに部分一致するコメントをした視聴者への配信、またはコメントしたすべての視聴者への配信の2パターンで配信でき、DMにライブ配信で紹介している商品のURLやクーポンを記載することで、コンバージョンの向上を図る。

今回の協業により、電通ダイレクトの集客・広告配信戦略、インフォマーシャル制作で培ったライブ配信構成などのクリエーティブ領域などに、「Live Commerce force」が組み合わさることで、集客からライブ配信構築、配信中の購入促進、配信後の効果分析までをワンストップで行えるようになった。

特にインスタグラムのライブ配信において課題となっていた、購入までの導線が途切れる(CVRが低い)、動画配信後の効果検証がしにくいという2点に対し、ソリューションの提供が可能になる。さらに今まで見えなかった、ライブコマースで購買に繋がった消費者の行動を可視化することができるため、ライブコマースでの購買データに基づいたCRMを活用することも可能になるとしている。

テイラーアップと電通ダイレクトは、商業施設におけるライブコマース配信など、すでに協業による実績を重ねており、今後はさらに連携を強化し、ライブコマースの導入を検討する企業に向けた支援を推進するとしている。新規獲得だけでなく、顧客育成・CRMの領域においても、LTV・客単価を高めるソリューションを生み出すべく、新たなライブコマース手法の開発なども共同で行っていく考えを示した。




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