ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムはこのほど、ポッドキャスト番組「チャポンと行こう!」の公開収録イベントを初開催すると発表し、参加受付を開始した。オフラインのイベント開催により、顧客との結びつきの強化を図る。
クラシコムの「北欧、暮らしの道具店」は、「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに、北欧を中心とした様々な国の雑貨を販売しながら、Web記事、音声メディア、ドキュメンタリーやドラマなどを独自の世界観で発信するライフカルチャープラットフォーム。
2018年5月にスタートした「チャポンと行こう!」は、クラシコム取締役で「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤氏と、スタッフの“よしべ”こと青木氏がトークを繰り広げ、隔週日曜日に配信しているポッドキャスト番組。
トークテーマは、「人生に目標って必要?」「40代になった今、夢はある?」など熱いものから、「とにかくカゴが好き」「買ってよかったものランキング」など暮らしにまつわるものなどさまざま。翌日から忙しい平日が始まる日曜の夜に、一緒にお風呂に浸かっているように“チャポン”とゆるめるトークを届けている。再生回数は、放送開始から約4年で累計1000万回を突破した。
10月30日には、東京都青山のスパイラルホールにおいて、「チャポンと行こう!」の公開収録イベントを初開催する。イベント当日は、フラワーアーティストSOCUKA氏による装花された会場で、パーソナリティの佐藤氏と青木氏が、来場者とのやりとりもまじえながら公開収録を行う他、限定グッズのプレゼントも行う。
抽選で300名を無料招待するとし、専用Webページにて応募の受け付けを開始した。応募締め切りは9月26日(正午)、抽選結果発表は9月30日。
「チャポンと行こう!」を含む「北欧、暮らしの道具店」のポッドキャスト番組の再生数は、コロナ下である2019年から2020年に約4倍となり、2021年末に累計再生回数1000万回を達成。2022年4月には、「チャポンと行こう!」が番組単独で累計再生回数1000万回を達成している。
ポッドキャストが急成長した要因についてクラシコムは、コロナ下で家事時間が増える中で、作業をしながら聴くことができる音声コンテンツが「北欧、暮らしの道具店」の主な顧客である30~50代の女性に好評だったことや、巣ごもり生活で友人と気軽に会えない、人と会話をする機会が減ったなどの理由で、孤独を感じていた人にとって、日曜日の夜に繰り広げられる何気ない日常にまつわるトークが癒しとなったことが考えられるとしている。
「チャポラー」と呼ばれる「チャポンと行こう!」のリスナー達からは、これまで3000通以上の便りが届いており、2022年1月に開催したYouTube・Instagram生配信では常時3000人超が閲覧。同年3月に発表された「第3回JAPAN PODCAST AWARDS」では、リスナー投票で選ばれるリスナーズチョイス3位に選ばれるなど、「チャポンと行こう!」は、「北欧、暮らしの道具店」の中でも特に顧客との結びつきが強いコアコンテンツとなっている。
「北欧、暮らしの道具店」開店15周年となる2022年に、普段はインターネットを介して接している顧客との結びつきを高め、日頃の疲れを共にいたわりあい、一緒にひとつのお湯に浸かってチャポンとゆるむようなひと時を提供するため、公開収録イベントの開催に至ったとしている。
▲写真左:佐藤 写真右:青木パーソナリティを務める、クラシコム取締役 「北欧、暮らしの道具店」店長 佐藤友子氏は、同イベントの開催にあたり、「なんと、『チャポンと行こう!』の公開収録イベントを開催することになりました。今では、親子で聞いてくださる方や、男性チャポラーさんなど、さまざまな方が聴いてくださっている『チャポンと行こう!』。いろんな方と一緒に、お風呂のような温かな空間を作れたらと思っています。そして何より、チャポラーさんにお会いしたいという気持ちでいっぱいです。緊張してしまうとは思いますが、よしべさん(スタッフ青木)と頑張ります。ぜひ、みなさんで温かいお湯にしましょう。ご応募お待ちしています!」とコメントした。