2022.09.09

消費者庁、ステマ広告を景表法で規制へ 河野大臣が検討会開催を発表

河野太郎消費者担当大臣は、ステルスマーケティングの検討会を立ち上げると発表した

消費者庁は9月9日、ステルスマーケティング(ステマ)広告について、検討会を立ち上げることを明らかにした。検討会では、ステマ広告の実態を踏まえた上で、景品表示法での規制を行うことを議論していくとしている。同日行われた、河野太郎消費者担当大臣の会見で発表された。

河野大臣によると、ステマ広告は、広告であるにもかかわらず広告であると明らかになっていないように見えることから、消費者の商品選択を困難にする原因になっているという。こうした状況を踏まえて、景表法に基づいて対応できるようにするため、検討会を開催するとしている。
 
ステマ広告の検討会では、神戸大学大学院の中川丈久教授が座長を務める予定。消費者トラブルやデジタル広告に詳しい専門家から意見をヒアリングしていくという。12月末をめどに、取りまとめを行うとしている。






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