2022.09.08

ビックカメラ、新代表の秋保徹氏が語る「成長への3本の矢」とは?

代表取締役社長に就任した秋保徹氏

ビックカメラは8月29日、代表取締役社長に9月1日付で、47歳の秋保徹取締役専務執行役員が就任する人事を発表した。78歳の木村一義社長は、取締役となる。収益力回復に向けた経営課題の実行スピードを高めるべく、経営体制の若返りを図るとしている。
 
秋保新社長は就任にあたり、「『実店舗の成長』『ECの成長』『成長領域への注力』が3本の矢。今後の核となる事業を見極めていきたい」と話す。
 
秋保社長は、「実店舗もECも起点はお客さまだ。お客さまが”欲しいもの”があるかどうかは、まだまだ突き詰められる」と話す。「重要なのは、日々の顧客の変化に、365日対応していくことだ」と言う。
 
「OMOや、実店舗とECのどちらで買うかといった購買行動はその次だ」(同)とも話していた。
 
秋保新社長は、1997年の入社以来、EC本部長や商品本部長などを歴任してきた。楽天との共同出資会社であるビックカメラ楽天の代表取締役社長なども務めた。
 
前職は、取締役専務執行役員事業推進部門管掌マーケティング本部長だった。



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