2022.09.07

GMOメイクショップ、「GMOクラウドEC」で「HeartCore」と連携 D2Cやマルチサイトなどサイトコンテンツの一元管理を実現

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは9月1日、ECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」において、ヘッドレスコマースを採用し、フルオーダーメイドが可能な「クラウドECプラン」で、ハートコア提供するオールインワンパッケージ型CMS(コンテンツマネジメントシステム)「HeartCore」との連携を開始した。これにより「GMOクラウドEC」の「クラウド EC プラン」を利用する事業者は、D2Cやマルチサイトなど複雑なサイトコンテンツの一元管理が可能になる。最適なマーケティング施策の実施とセキュリティレベルの高いECサイト運営を支援する。

ECサイト構築SaaS「MakeShop byGMO」を提供するGMAメイクショップは、ECサイト構築における多様なニーズに対応するため、2021年3月より、特徴の異なる3つのプランから事業者ごとの解決すべき課題に応じて最適なプランを選べるECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」の提供を行っている。

そのプランの1つで、ECサイトのフロントエンド(エンドユーザーが接するWeb表示画面)とバックエンド(商品・注文・顧客などの管理機能)を切り離したヘッドレス構成で、 各事業者専用のクラウド環境を用意するシングルテナント方式を採用したオーダーメイド型のEC構築プラン「クラウドECプラン」において、ハートコア提供するオールインワンパッケージ型CMS(コンテンツマネジメントシステム)「HeartCore」との連携を開始した。



「HeartCore」は、国内売上シェアNo.1の実績を持つ動的CMSとして、サイトコンテンツ管理に関するあらゆる機能を搭載したオールインワンパッケージ型CMS。EC・CRM・CDP等のデータベースと連携し、WebサイトだけでなくSNSやアプリといった多様化するデジタルチャネルへ、パーソナライズされたコンテンツ配信の一元化を実現するヘッドレス機能を備えるなど、急速に拡大するデジタルマーケティングのニーズを捉え、常に新しい価値を提供している。セキュリティ対策にも対応し、販売開始から10年以上、Webサイトへのハッキング被害件数が0という実績を有してる。

「クラウドECプラン」の採用するヘッドレスコマースでは、フロントエンドを構築するCMSとしてソースコードが一般に公開され、商用・非商用かを問わずソースコードの利用・修正・再配布が可能なOSSを採用するケースが多い一方で、OSSの場合は脆弱性対応などに課題を抱えている企業も多く、経済産業省でもソフトウェアタスクフォースを設置し適切なソフトウェアの管理手法、脆弱性対応について検討するなど懸念を示している。

「クラウドECプラン」においてもCMSとしてOSSの利用が可能だが、利用を検討する事業者からは、「自動アップデートができないためメンテナンスの手間がかかる」「サポートが受けられないため不安」など、OSSの利用をためらう声が上がっていた。こうした状況を受けGMOメイクショップは、「クラウドECプラン」で利用できるOSS以外のCMSの選択肢を増やすため、ハートコアとの協業に至ったとしている。

これにより「クラウドECプラン」を利用してサイトを運営する際に事業者は、フロントエンドを構築するCMSとして「HeartCore」を利用することで、D2Cやマルチサイトなど、サイトコンテンツが複雑になりがちな業態においてもコンテンツの一元管理が可能。複数のサイトやメディアの情報を一元化することで、サイトやユーザーごとに最適なマーケティング施策を実施することができる。

さらに「HeartCore」では、ECサイトにおいて最大の課題であるセキュリティ対策まで含めオールインワンで対応した堅牢な環境を提供しており、安心・安全なECサイトを運営することができる。

膨大はコンテンツの管理を省力化し、最適なマーケティング施策の実施によるEC事業の成長を支援する。




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