2022.08.29

ECプラットフォーム「Cafe24」、米国最大級のショッピングアプリ「Wish」と連携 世界60カ国超へ販路拡大

ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは8月18日、米国最大のショッピングアプリ「Wish(ウィッシュ)」とシステム連携を実現した。「Cafe24」を利用している事業者は、「Wish」を通じて欧州・アジア・北米・南米・オセアニアなど60カ国以上へ海外販売が可能になった。

新型コロナウイルスにより世界的にECサイトの利用が拡大している中、越境EC市場が成長を遂げている。その市場規模は、2030年までで年平均成長率26.2%で成長する見込みとなっている。国内でも、コロナ禍の訪日観光客の減少によりインバウンド消費が落ち込む中、新たな販路拡大の手段として越境ECに参入する事業者が増加しつつあるという。

このような背景から「Cafe24」は、世界の越境EC市場のニーズに対応するとともに、日本国内のEC事業者の越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、米国最大のショッピングアプリ「Wish」とのシステム連携に至った。

米国最大のショッピングアプリ「Wish」は、2010年に米国・サンフランシスコで誕生し、データサイエンス技術による、モバイルファースト、高度なパーソナライズ機能を備え、「楽しいショッピング体験」をモットーに現在も成長を遂げている。ファッションや化粧品からベビー・キッズ商品、インテリア用品まで多岐に渡る商品を取り扱っている。

「Wish」を通じて25万以上の事業者がEC販売を行っており、欧州・アジア・北米・南米・オセアニアなど、「Wish」がサービス展開している60カ国以上へ海外販売が可能だ。今回の連携により、「Cafe24」を利用しているEC事業者は、ECモール出店サービス「Cafe24 マーケットプラス」を通して、追加費用の発生なく簡単に「Wish」で商品を販売することができる。

コストを抑えながら簡単に、成長を続ける越境EC市場へ販路拡大が可能となる。「Cafe24」上にある商品データを「Wish」でそのまま利用できるだけでなく、「Cafe24 マーケットプラス」の管理画面内で、商品登録・変更や配送、受注情報までを一元管理することも可能。容量無制限で使えるサービスのため、商品数や受注件数に関係なく「Cafe24 マーケットプラス」に備えられている全ての機能を利用でき、EC事業者の業務の効率化を実現できる。

大型ショッピングアプリの活用により、商品に対する消費者の信頼度を高めることができる。そのため、「Cafe24 マーケットプラス」を通して「Wish」で商品を販売することで、これまでアプローチできなかった世界の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上につながり、EC事業者のショップの宣伝効果およびビジネス拡大に期待ができる。


「Cafe24」
https://www.cafe24.co.jp/






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