フューチャーショップは4月15日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop(フューチャーショップ)」の2019年の実績を発表した。利用店舗の年間流通総額は前年比5.1%増の1141億円だった。2019年12月末時点の稼働店舗数は、前年末より100店増え2500店に拡大している。17の数字で実績を分かりやすく紹介している。
導入店舗の約30%がアパレル・ファッション関連店舗だという。デザイン性の高さや機能の最新性が、トレンドに敏感なアパレル・ファッション関連の事業者から支持を得ているようだ。他にも、ブランドイメージを重視しているコスメや食品・スイーツ関連の店舗の利用も多いという。
2018年9月に提供を開始したCMS機能「コマースクリエイター」の導入店舗数は、759店にまで増えている。2018年12月末時点では210店だったので2019年中に549店が導入したことになる。
サポートに寄せられた年間の問い合わせ件数は、電話が5万5084件、メールが4万1843件だった。平日は1日約400件の電話やメールでの問い合わせがあるという。
セミナーやイベント出展は年間255回実施。既存契約者向け勉強会などは117回開催しており、平日の2日に1回は開催している。充実したサポートだけでなく、学びの場が充実している点も利用店舗から好評だ。
同社が注力するオウンドメディア「E-Commerce Magazine」の2019年の追加コンテンツ数は57本になった。
他にも「全稼働店舗の会員数(のべ人数・12月末)」「外部IDと連携した会員(のべ人数・12月末)」「年間売上TOP100店舗のリピーター率(12月度調査)」「平均注文額(デバイス差)」「平均注文額(デバイス差・主業種別)」「業種別モバイル化率」「月ごとの決済別受注件数割合」「時間帯別購入状況」「時間帯別購入状況(業種/デバイス別)」などのデータを請求した人向けに公開している。申し込みは特設サイトから。
「17の数字で振り返る 2019年自社EC」
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