2020.04.24

楽天がコロナ支援で店舗向けライブ講座 急遽開催も約500店が同時視聴

講師がチャットを呼びかけたり、応えながらノウハウを教えている

楽天は4月20日、出店者向けに店舗運営ノウハウを教える講座のライブ配信を急遽開催した。同30日まで計8回実施する。新型コロナウイルスによって実店舗運営など不安を抱える出店者を支援するのが狙い。参加型のライブ講座は好評で、500店近くが同時視聴した講座もあった。

今回のライブ講座は、出店者に店舗運営や売り上げ拡大のノウハウを教えるサービス「楽天大学」の一環。「楽天大学まなびウィーク」と題し、8回の日替わり講座をZOOMでライブ配信した。


講座内でも初参加の店舗向けに企画の趣旨を説明

参加店舗は一方的に視聴しているだけでなく、チャットでコメントできる。講師も参加店舗に呼びかけたり、コメントに反応したりすることで、活気のある講座になっていた。

「新型コロナウイルス対策を考慮した講座も盛り込んだ。スタッフが出社できない状況に対応するためのチャットでの顧客対応ノウハウや、トレンドの変化などを分析する講座などを用意した」(楽天大学グループ・森谷美菜子マネージャー)と話す。


4月24日の講座のテーマはクーポン活用法。毎回テーマを絞ることで濃い内容となっている

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「楽天大学」としても出店者を支援したいという思いからプログラムを企画した。1週間ほどの期間で企画を練り上げ、実施に至ったという。

今回の講座に参加した「マックス石鹸 楽天市場店」の藤田修司氏は、「以前から『楽天大学』にも参加しており、今回の講座にも参加した。家で作業していると気が滅入ることもあるが、ライブ講座は気分転換になる。他の参加者のコメントからも学びがあり、ためになった」と話す。

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