2020.04.24

即時買取サービス「CASH」の対象商材を拡大 事業譲受したバイセルが運営本格開始

ネット型リユース事業を展開するBuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)は4月23日、4月15日にバンクより事業譲受した即時買取サービス「CASH」をリニューアルし、本格運営を開始した。買取商材を拡大するとともにサービス内容も拡充。本格運営を記念し、5月6日まで集荷依頼があった商品の「送料無料キャンペーン」も実施する。

「CASH」は、2017年6月にバンクがリリースした即時買取サービス。オンラインながらすぐに買取金額を受け取ることができるサービスが好評を得ており、2019年10月にバンクが解散した後もサービスは存続し、利用者が後を立たなかったという。今回、リユース事業を主軸とするBuySell Technologiesの事業となったことで、CASHのアプリケーションとしての良さを残しつつ、リユースサービスとしての側面を拡大させていくとしている。

「CASH」のリユースサービス拡大のための具体的な取り組みとして、①買取商材を大幅拡充する「なんでもキャッシュ」②査定専門スタッフによる適正価格で買い取りする「ただしくキャッシュ」③法人向け買取サービスの強化を図る「どこでもキャッシュ」――の3点を掲げている。


買取商材を大幅拡充する「なんでもキャッシュ」

「なんでもキャッシュ」の取り組みとして、これまで買取対象ではなかったゲームの取り扱いを開始。中古ゲームは店舗買い取りが中心だが、機種や年代、状態の簡単な確認で査定が可能であり、「CASH」との親和性が高いと判断。「CASH」のメインユーザー層である20~30代でのニーズが高いと予測し、導入を決定したという。


査定専門スタッフによる適正価格で買い取りする「ただしくキャッシュ」

「ただしくキャッシュ」においては、同社の出張訪問買取サービスに在籍する各商材の査定専門スタッフにより、商品に適正な価格提示を行える体制を構築し、6月以降に導入する予定としている。年間18万件もの訪問を行う出張訪問サービスで培った査定能力を活用する。


法人向け買取サービスの強化を図る「どこでもキャッシュ」

「どこでもキャッシュ」では、事業者向け買取サービス「CASH PRO」を、店舗で買い取りするサービス「おみせ de CASH」へとリニューアルした。「おみせ de CASH」は、BuySell Technologiesが提携する店舗に売却希望の商品を持ち込むことで、その場でキャッシュにできるサービスとなる。


【「バイセル運営開始記念 送料無料キャンペーン」概要】
期間中にCASHアプリから集荷依頼をすると、送料無料でサービスを受けることができる



期間:2020年4月23日~2020年5月6日
対象者:全ユーザー
対象条件:キャンペーン期間内に集荷依頼があった全取引
対象商材:全商材(アパレル、ブランド品、スマートフォン・タブレット、切手、ゲーム)


「CASH」

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