2022.08.09

「通販する蔵」、大手企業や有力店に好評 カスタマイズに強み、流通額拡大

ソフテル 北川輝信社長

【ECソリューションマップ2022「運営業務管理編」特集】 

ソフテルが提供する複数ネットショップの一元管理システム「通販する蔵」は、中堅大手企業の細かいニーズに対応したカスタマイズが好評を得ている。アンファーやチヨダ、シャディ、Z‐CRFT(ゼットクラフト)、八代目儀兵衛など業界をリードする企業や注目企業が導入している。導入企業の流通総額は右肩上がりだ。

「通販する蔵」はクラウドシステムでありながら、顧客の要望に応じたカスタマイズにより、最適なシステムを構築できる点が強み。ASP型の一元管理システムに限界を感じ、「通販する蔵」に乗り換えるケースが多い。複数倉庫対応や基幹システムとの自動連携などの課題を解消できる。

「コロナ禍でギフト対応のニーズが高まっている。のしや名入れなど顧客の要望を倉庫側に細かく指示できるようシステム対応している」(北川輝信社長)と話す。

バックヤードのオムニチャネル化に対応した機能も充実している。POSレジや店頭受け取り、ポイント、アプリなどリアル店舗との連携機能に加え、倉庫管理システム(WMS)や複数倉庫にも対応でき、物流連携もカバーしている。

カートとの連携も強化し、「受注情報」「在庫情報」「会員情報」のオムニチャネル管理をワンストップで対応できる体制を整備する。

「コロナ禍でリアル店舗を中心に展開していた小売事業者が、リアル店舗とECの連携を進めるオムニチャネルやOMO(オンラインとオフラインの融合)を進めるケースが増えている。当社ではPOSレジやWMSなどをを開発しており、複数ネットショップのデータを一元管理できるだけでなく、リアル店舗や物流倉庫のデータをシームレスに一元管理できる体制が整ってきた」(同)と話す。

今年3月には、「通販する蔵」の標準機能をノンカスタマイズで提供する「通販する蔵 スタンダード版」をリリースした。「スタンダード版」から業績拡大に合わせて、カスタマイズ対応する「通販する蔵 エンタープライズ版」にスムーズに移行でき、リプレイスのコストや手間、リスクを大幅に抑制できる。








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