2022.08.03

楽天ラクマ、出品者が売上金の一部を購入者に還元できる新機能「スーパー還元」提供 出品者による販促活動が可能に

楽天グループ(以下:楽天)は8月3日、フリマアプリ「楽天ラクマ」において、出品者が販売する商品の売上金の一部から、購入者に対して楽天のオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」を進呈できる新機能「スーパー還元」の提供を開始した。出品商品のトップ画面に還元ラベルを表示し、出品者による販促活動を可能にするとともに、取り引きの活性化を支援する。

楽天の運営する「楽天ラクマ」は、2022年5月時点で3500万ダウンロードを突破しているフリマアプリ。このほど提供を開始した「スーパー還元」機能は、一定期間中にすべての出品者が、還元率に応じて売上金の一部を購入者に「楽天キャッシュ」で進呈できる機能。

出品者は、「マイページ」もしくは「出品した商品」画面に表示される「スーパー還元の設定」アイコンを押し、対象期間・「楽天キャッシュ」の還元率・対象商品の3つの設定を行うことで同機能を実行可能。購入者との取り引きが終了した後に、購入金額に対して設定した還元率分の「楽天キャッシュ」が購入者に進呈される。



なお、従来の値下げ設定は、出品している商品ごとに商品ページから個別に設定する必要があるが、「スーパー還元」では設定する「楽天キャッシュ」の還元率が同じ場合は、出品中の商品が異なる場合でも一括で設定することが可能だ。

「スーパー還元」が設定された商品は、商品トップ画面および、商品ページ内に、本機能の対象であることを示す「スーパー還元」アイコンと、取り引き成立時に還元される「楽天キャッシュ」を還元ラベルとして表示可能。購入取り引きの活性化が期待でき、出品者は手軽に販売促進が可能になる。

「スーパー還元」機能は、8月3日の時点でWEB版は全ての出品者が利用可能。アプリ版は一部出品者から利用可能となり、8月末までには全ての出品者が利用可能になる予定だ。

「楽天ラクマ」は今後も、循環型社会への貢献を目的に、2次流通や応援消費などによる「サーキュレーション市場」の創造と発展を目指すとともに、ユーザーに利便性や付加価値の高い機能を提供すべく、新たなプラットフォームの構築に努めていくとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事