2022.07.31

インキューブ西鉄、雑貨のセレクトショップのECサイトを刷新 商品数を倍増、提案力を強化

7月1日に自社ECサイトを刷新

西鉄グループで流通業を手掛けるインキューブ西鉄は7月1日、「雑貨館インキューブ」のECサイトを刷新した。探しやすさを追求したサイトデザインに改善し、取扱商品数は刷新前の2倍に拡大している。SNSや実店舗などチャネル間の連携を深め、ユーザーへの発信力を強化していく。

「雑貨館インキューブ」は、同社が展開する雑貨のセレクトショップ。「楽しいモノ・コトに出逢(あ)えるお店」をコンセプトに、ファッション雑貨や文房具といった生活用品各種をそろえる。現在、九州を中心に20店舗を構えている。

出店エリア外のユーザーへ商品を販売するため、2021年1月にECサイト「インキューブネットストア」を開設した。サイトでは、福岡県の土産物や、グループ会社である西鉄電車・西鉄バスのグッズも販売している。雑貨だけでなく、ご当地グッズの販売窓口としても機能している。


▲新設の特集ページで商品提案を強化

約1年半の運用で生じた課題などを踏まえ、7月1日に全面的なサイトリニューアルを行った。

「より商品が探しやすく、お買い物を楽しめるサイトを実現するため、季節商材や商品の発見をお手伝いする提案型の特集ページを新設した」(同社)と言う。

検索ページでは「ブランド」「用途」「価格」といった項目を設け、多種多様な商品を複数の要素を横断して探せるような機能を追加している。

実店舗と遜色のない商品を提案できるよう、ECでの取扱商品を従来の500点から1000点へと大幅に拡大した。今後も、季節商品などのアイテム数を随時拡大していく計画だ。

SNSによる販促では、各店舗のアカウントと連携した情報発信に加え、「Instagram(インスタグラム)」の活用を近年、強化している。投稿に商品詳細や購入ページへのリンクを埋め込み、スムーズな送客を図っている。


「インキューブネットストア」
https://www.incube-netstore.com/





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