2022.07.27

Eストアー、ファッション・スポーツブランド展開の志風音を子会社化 D2CとOMOを強力に推進

Eストアーは7月25日、志風音(SHIFFON)との資本業務提携の基本合意を締結した。8月中に株式の50.17%を取得し、子会社化する。取得価額は16億7205万5000円。子会社化後は、両社の持つノウハウを生かし、SHIFFONのDXを加速し、業績拡大を図る。

SHIFFONは、リテール事業をはじめ、スポーツライフスタイル事業、OEM/ODM事業、海外事業、スクールサプライ事業、ホールセール事業を展開。大人から子どもまでのアパレル及び、ランドセル、スキー/スノーボードウェア、スポーツウェアに至るまで幅広いカテゴリーを手がけ、全方位をカバーする独自のサプライチェーンを構築している。


▲SHIFFONの展開ブランド

特に近年は、スポーツライフスタイルやスクールなどの分野を強化。北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会のノルウェー代表選手団公式服装を手がけたスキーブランド「PHENIX」や、国内外でも有名なスポーツブランド「KAPPA」、スクールでは世界的に知名度の高い「DIESEL」、「PAUL&JOE」などのランドセルの企画・生産・販売を行い、商流・慣習の面でも業界の構造を変えることで新しい価値を産み出している。

SHIFFONは、今後のDX及び、海外戦略強化を掲げており、これまで培ってきたノウハウを最大化させる為にも、デジタルテクノロジーを駆使したDX化により、ビジネスプロセスを作り替える必要性を重視してきた。

Eストアーでは、中期経営計画2024にてハンズオンDX(インキュベーション型を含む)を進めるとしており、今回のM&Aもその⼀環となる。

本提携により、SHIFFONが持つネットワークと、Eストアーの持つデータ分析の技術とマーケティングノウハウを組み合わせ、海外EC向けの新たなプラットフォームを新設。SHIFFONのDX対応を加速し、DX化が徹底された新しいジャンルの企業を目指していくとしている。




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