2022.07.15

アメリカン・エキスプレス、女性オーナーを応援する「RISE with SHOP SMALL」始動 中小店舗支援「SHOP SMALL」で新展開

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(以下:アメリカン・エキスプレス)は7月12日、中小店舗支援の取り組みとして世界中で展開する「SHOP SMALL(ショップスモール)」の日本における新たな展開として、街の女性のショップオーナーを応援する「RISE with SHOP SMALL(ライズ・ウィズ・ショップスモール)」を始動した。「カード会員参加型」のプログラムとして、アメリカン・エキスプレスのカード会員とともに中小店舗を応援する。

「SHOP SMALL」は、2010年にアメリカン・エキスプレスが米国で始動した、加盟店、行政、NPO、企業が連携して地域コミュニティの中小ビジネスを支援し、経済の活性化を促す取り組み。現在は米国外においても社会的な運動として定着しており、日本では2017年に横浜で始まり、翌年から全国に拡大した。

アメリカン・エキスプレスは、2021年から2025年までに世界中で「SHOP SMALL」などの取り組みを通じ、中小店舗の小売店や飲食店などの加盟店で1000億ドル(日本円で約11兆5000億円/1米ドル=115円換算/2021年当時)の消費を促進することを目指している。

このほど、「SHOP SMALL」の新たな展開として、新プログラム「RISE with SHOP SMALL」を開始した。アメリカン・エキスプレスのカード会員とともに中小店舗を応援する、「SHOP SMALL」としては初めての「カード会員参加型」のプログラムとなる。

初年度となる今年は、女性のショップオーナーのチャレンジを応援することを目的に、日本全国で中小店舗またはオンラインショップを運営している女性のショップオーナーを対象に実施。女性のショップオーナーのチャレンジを応援する2つのプログラムの参加者を募集する。


▲「RISE with SHOP SMALL」の概要

「プログラムA」は、店舗改装や広告開発など店の課題や要望に応じた1件上限200万円のサポートを行うもので3名を募集。「プログラムB」は、先輩経営者や専門家による2か月間の悩み相談が受けられるもので10名を募集し、書類審査や面談を通じて受賞者を決定する。さらに応募者から抽選で100名に、企業向けのオリジナルノベルティ・記念品・販促品が作成できるECサイト「販促STYLE」で利用できるクーポン(5万円分)を進呈する。


▲加盟店への「SHOP SMALL ビジネス応援ツール」の配布

「女性のショップオーナーのチャレンジ応援プログラム」の募集期間は、7月12日~9月4日。特設サイトにて応募を受け付けている。また、これに伴い特設サイトでは、8月~12月末までの期間、女性ショップオーナーのチャレンジに着目した動画セミナーを配信する。女性の先輩ショップオーナーや専門家を講師に招き、課題解決のヒントや専門知識の習得に役立つ動画コンテンツが順次公開予定で、期間中いつでも、誰でも自由に見ることができる。

「RISE with SHOP SMALL」の取り組みは、7月12日から全国のアメリカン・エキスプレスの加盟店舗で展開するキャッシュバックキャンペーン「SHOP SMALL 街のお店応援キャッシュバック」とも連動して展開。対象のカードを持つカード会員がキャンペーン参加店舗でカードを利用した買い物1回につき100円(最大30万回分)を、「RISE with SHOP SMALL」応援プログラムの活動に充てる。これにより、「SHOP SMALL」に参加する全国15万店を超える地域の店での買い物が、女性のショップオーナーの応援につながる仕組みとなっている。

アメリカン・エキスプレス日本社長の吉本浩之氏は、「街のお店は、その地域ならではの魅力や特徴づけに大きくかかわり、地域コミュニティの発展には欠かせない存在です。アメリカン・エキスプレスは『RISE with SHOP SMALL』をはじめとする『SHOP SMALL』の取り組みを通じて、さまざまなお店のチャレンジをBacking(応援すること)してまいります」とコメントした。

今回の「女性のショップオーナーのチャレンジ応援プログラム」においては、2022年6月にアメリカン・エキスプレスが実施した全国の中小店舗事業主(男女600人)への意識調査で明らかになった女性ショップオーナーのチャンレジを応援することを目的としており、同調査の結果も公開している。

「今後の事業について、2022年中に挑戦したいこと」でもっとも多い回答を得たのは「新規顧客やリピーター(固定客)の満足度向上の施策」(23%)で、そのための具体的施策として「新商品や新サービスの開発」(17%)や「販促・情報発信の工夫」(14%)を希望する声が多かった。「新規顧客やリピーター(固定客)の満足度向上の施策」を意識しているオーナーの数は男性と比べて高く、顧客の声を大切にしたいという女性オーナーの特徴が垣間見られたとしている。「地域とのつながりを強くしていきたい」(自由回答)という声も寄せられた。



現在感じている悩みや課題についての問いでは、「資金調達」(13%)、「事業計画通りにいかない」(11%)、「集客のための情報発信の仕方がわからない」(11%)などがあがった。「集客のための情報発信の仕方がわからない」ついては、「開業時に抱えていた課題」においても20%の人が悩みとして回答していた。



開業して良かった点としては、「お客様に喜んでもらえる・お客様の笑顔が見られる」(49%)、「好きなことを仕事にできている充足感」(44%)、「地元の方々との繋がりができた」(24%)などの充足感が女性オーナー間で顕著に高い結果を得た。





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事