2022.07.14

ニトリホールディングス、第1四半期の通販売上高は9.3%増の213億円 EC化率は微増の11.4%に

ニトリホールディングス(HD)の2022年3‐5月期(第1四半期)におけるECを主体とした国内通販売上高は、前年同期比9.3%増の213億円だった。増収に転じた実店舗の売り上げを上回る成長率となり、「ニトリ事業」におけるEC化率は同0.4ポイント増の11.4%に上昇した。
 
自社ECサイト「ニトリネット」内でライブコマース「ニトリLIVE」を定期的に配信するなど、通販・ECのチャネル拡大を進めている。OMO施策の柱として注力するスマホアプリの会員数は、5月末時点で1386万人となり、1年間で381万人増加した。2022年度中に、1600万人まで会員規模を拡大させる計画だ。
 
実店舗を含む「ニトリ事業」全体の売上高は、同5.3%増の1873億4800万円だった。「島忠事業」などを含んだ連結売上高は、同0.6%増の2166億4800万円だった。
 
連結営業利益は同13.7%減の369億1700万円、経常利益は同14.9%減の369億7100万円、四半期純利益は同14.3%減の249億4200万円だった。円安の進行や原油高に起因する輸入コストの上昇などを減益の要因としている。




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