2022.07.13

宝島社、ECサイト「宝島チャンネル」の会員数100万人突破 限定商品やライブ配信などで売上も3倍超

出版社大手の宝島社はこのほど、公式通販サイト「宝島チャンネル」の会員数が100万人を突破したと発表した。ECの利便性の高さを生かし新規顧客の取り込みに成功、前年比3倍超の売上にもつながったとしている。

宝島社の公式通販サイト「宝島チャンネル」は、2022年6月に会員数100万人を突破した。好調の理由に、自社ECならではの強み、「宝島チャンネル限定商品・ ノベルティ」がもたらすメリットを挙げた。

宝島社では、多数の販路限定商品を扱っているが、それらを含めすべての自社商品をまとめて購入できるのは自社ECサイトである「宝島チャンネル」のみ。その利便性の高さから、既存の顧客だけでなく、書店・コンビニエンスストアでリーチできていなかった新規顧客を取り込むことに成功した。利用者の声をダイレクトに吸い上げられるため、満足度の高いECサイトおよび商品作りも可能となっている。

「宝島チャンネル」では、ここでしか入手できない限定商品の発売や、購入者限定のノベルティ配布も実施。限定商品やノベルティは、全国の書店や コンビニで販売する商品と異なり“小ロット”で試すことが可能なため、特定のターゲットに向けた種類・色違いの付録を発売する、監修者やブランドの「これをやってみたい」という要望を叶えて取り入れるといったことが可能。また、購入者にとっては、希少価値を感じられる施策となっている。出版流通の規模で実施する前のテストマーケティンとしても活用でき、コラボ先のブランドから好評を得ている。


▲専用スタジオからライブ配信

LIVEショッピング専用スタジオからの配信も実施し、使用方法やサイズ感など、動画でしか伝えることのできない商品の魅力を届けることが可能となった。配信中の購入も多く、ブランド、購入者の双方にに喜ばれている。こうした取り組みが支持を集め、会員数が100万人を突破。前年比3倍超の売り上げにつながったとしている。

今後も公式通販サイトの強みを活かし、利用者により一層喜んでもらえる企画を実施し、商品を提供していく考えを示した。



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