2022.07.11

LINEマーケツール「TSUNAGARU」、0円から利用できるSaaS版をリリース

デジタルシフトは6月6日、企業と顧客がつながるLINE運用を支援するマーケティングツール「TSUNAGARU(つながる)」において、新サービスSaaS版「TSUNAGARU」の提供を開始した。0円から簡単に始められるSaaS版の提供により、企業のマーケティングDX推進を支援する。

デジタルシフトの提供する「TSUNAGARU」は、企業のLINE公式アカウントから顧客1人ひとりに応じたLINEのメッセージ配信が可能な、企業と顧客がつながるLINE運用を支援するマーケティングツール。企業が保有するデータとLINE内での顧客行動データを統合することで、顧客1人ひとりの興味・関心を可視化。分析機能の活用により、個々に応じた最適なメッセージ配信を行い、顧客ごとの興味・関心に寄り添った顧客体験を作り出すことができる。



このほど新たに、0円から始められる「フリープラン」や、企業の配信規模に合ったプランを用意したSaaS版「TSUNAGARU」の提供を開始した。セグメント配信による配信コストの削減、取得したデータを顧客理解に生かした施策効果・売上の最大化、簡単な操作で誰でも運用工数を削減できるといった特徴を備える。



主な機能には、LINE友だちのユーザーID単位での行動・属性・興味関心データの取得。友だちの行動・属性・興味関心度に合わせてセグメントを行い、LINEならではの多彩なコンテンツを作成することで個々に最適化したメッセージの配信。ダッシュボード上での配信結果の確認、施策振り返りによるデータ分析がある。



環境構築や初期費用が不要で、登録すればすぐに利用が可能。0円から始められる「フリープラン」に加え、月額4万3780円(税込)の「ライト」、月額8万7780円(税込)の「スタンダード」など、企業の配信規模に合ったプランを用意し、「効果がわからないと導入が進められない…」という企業の悩みを解決した。初期設定や効果的な運用方法を伝えるなど、専属のカスタマーサクセスチームが運用をサポートする。



「TSUNAGARU」の導入企業からは、配信効果とデータの可視化・分析において満足の声が寄せられる一方で、企業に応じてカスタマイズが必要なことから、予算を抑えてすぐに利用を開始したい企業では導入しにくいという課題もあった。こうした状況を受け、LINE配信ツールの導入を検討している企業が簡単に始められるツールとして、SaaS版「TSUNAGARU」の開発に至ったとしている。

「TSUNAGARU」は、「LINE」のMessaging APIを活用して「One to One配信」を実現するツールとして、配信効果を高める点と「LINE」のユーザーIDに紐づくデータの可視化・分析に優れている点がLINE社に評価され、「LINE」が定める「Technology Partner」において「Performance」と「Measurement」の認定バッジを取得している。

LINE マーケティングソリューションカンパニー プランニング統括本部 アカウント事業企画室 高木祥吾室長は、今回のSaaS版「TSUNAGARU」のリリースに歓迎の意を表明するとともに、「デジタルシフト社様の推進によって、今後より多くの企業にマーケティングにおけるLINEの価値を届けられるようになることを確信しております。企業規模を問わず活用が可能なLINE公式アカウントにおいて、SaaS版『TSUNAGARU』は幅広い企業に対して導入のハードルの低さと運用の質の高さを兼ね備えたソリューションになると期待しています。今後もデジタルシフト社様とのパートナーシップをさらに強化し、共に企業のマーケティング活動の支援に努めてまいります」とコメントした。



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