2022.07.07

東京電力HDとファミリーネットワークシステムズ、Googleファインド広告で顧客増 魚の冷凍総菜の定期便で

東京電力ホールディングスとファミリーネットワークシステムズが共同で手掛ける魚料理の定期便「BonQuish(ボンキッシュ)」では、3月末から始めたGoogleのファインド広告で認知が拡大させ、ユーザーを増やしている。
 
同サービスは2021年12月3日から開始した。40~50代がターゲットで、月額料金は税込6400円。「開始当初は、新規ユーザーの獲得に苦戦した」(東京電力立地地域室、魚食ビジネス担当部長の春山絵里氏)と話す。
 
スマホなどにディスプレーのように表示されるファインド広告は若年層向けのようだが、4月から主に50代の新規ユーザーの獲得が進んだ。5月からはインスタ広告からユーザーになる人も増えた。ゲームや動画などを見る年齢の幅が広がったことが影響したとみている。
 
発電所が海沿いにあるから、漁業関係者とのつながりは深く、漁業関係者の力になりたいと企画したが、食品の販売に関する知識がなく、冷凍総菜の開発や販売で実績のあるファミリーネットワークシステムズと組むことにした。
 
和食、洋食、中華のシェフによる監修のもと、商品を開発している。本格的な味が楽しめると同時に、魚料理の種類や調理方法にも興味をもってもらいたいという。



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