2022.07.06

「サブスクストア」、周辺サービスを強化 食品・役務の導入が拡大

【ECソリューションマップ2022「ECサイト構築サービス編」】

テモナが提供するサブスクリプション(サブスク)ビジネス支援サービス「サブスクストア」は、化粧品や健康食品などのリピート通販事業者に加え、食品メーカーや飲食店、オンラインサロン、ファンクラブなど幅広いサブスク事業のニーズに対応している。コールセンターや物流などに加えて、広告や制作などもワンストップで支援できる体制を整え、サブスクビジネスの成功請負企業として評価が高まっている。

テモナはリピート通販システム「たまごリピート」を提供し、定期購入領域のカートシステムのパイオニア的存在だ。より幅広いサブスク領域を支援するため、「サブスクストア」も提供している。

「カートシステム自体の機能はもちろん強化しているが、徐々に機能だけでの差別化が厳しくなっている。当社はこれまでの豊富な知見を生かし、EC事業全体をサポートできるサービスに強みがある。今年に入ってからもM&Aで制作や開発のリソースを強化している」(セールス事業部 ASPフィールドグループ グループ長 松山嵩氏)と話す。


▲セールス事業部 ASPフィールドグループ グループ長 松山嵩氏

サブスク事業全体の支援をテモナに依頼するケースも増えているという。多くの業者に個別に依頼すると、戦略の統一がうまく図れなかったり、連携する際のコストが上がったりすることもある。サブスク事業に精通し、周辺サービスも網羅しているテモナに依頼することで、最適な事業モデルを構築できるという。


多様なサブスクに対応


最近では健康食品や化粧品などの単品通販事業者に加えて、食品やレンタル、サービスなどのサブスク事業を支援するケースが増えている。

「多様なサブスクに対応できる。『よりどりセット』という機能では、例えば、食品宅配の顧客が選別したメニューを組み合わせた詰め合わせを販売できる。役務系の機能開発も強化している」(サブスクストア開発部 DEVショップグループ グループ長 川下治城氏)と話す。


▲サブスクストア開発部 DEVショップグループ グループ長 川下治城氏

食品や役務などの領域はまだまだ事業者の参入が期待できる。支援実績や機能を増やし、さらに多くの事業者の成長を支援したい考えだ。

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