2022.07.08

オンライン診療・服薬指導サービス「SOKUYAKU」、全国へ処方薬の「翌日配送サービス」を開始

ジェイフロンティアは7月4日、オンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU」において、16時までの服薬指導で、47都道府県全国どこにでも翌日に処方薬を配送する「翌日お届けサービス」を開始した。同時に調剤薬局向けに、送り状発行等処方薬の配送業務負担を軽減する新機能の提供を開始した。地域によっては配送に時間がかかるという課題の解決と、調剤薬局における発送業務負担の軽減を図った。

ジェイフロンティアの「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、自宅やオフィスに居ながらオンライン診療、服薬指導の受診、薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、おくすり手帳の機能や待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備える。一方、病院・クリニック・薬局向けに、予約管理機能や問診票管理機能など、オンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供している。

このほど、16時までの服薬指導で、47都道府県どこでも一律440円で翌日中に処方薬を届ける「翌日お届けサービス」の提供を開始した。これにより翌日までに処方薬が必要な患者は「SOKUYAKU」アプリ上で「翌日お届け」を選択できる。これと同時に、調剤薬局向けの新機能として、送り状発行等処方薬の配送業務負担を軽減機能の提供も開始した。


▲「SOKUYAKU」利用の流れ

2022年4月、薬機法の改正によりオンライン服薬指導の要件が緩和されるなど、オンライン上での医療サービスの提供がより簡便にできる環境の整備が進んでいる。「SOKUYAKU」においても、オンライン診療・服薬指導がより使いやすくなる機能・UIの改善や、迅速に処方薬をお届けする配送網の構築を推進してきた。

一方で「SOKUYAKU」では、東京23区・横浜、名古屋・大阪・福岡市内など都市圏の処方薬当日配送を提供していたが、へき地への処方薬配送には複数日を要する場合があり、直ちに処方薬が必要な患者へ速やかに配送が行えないという課題があった。また、オンライン服薬指導の普及により、調剤薬局における処方薬「発送業務」負担の増加も課題となっていた。

これらの課題の解決に向けて、「SOKUYAKU」アプリの機能や配送オペレーションの改善を重ね、全国どこでも、翌日までに処方薬を届ける配送網を構築するとともに、送り状発行の手間や管理にかかる業務負担を軽減する調剤薬局向け新機能の実装に至った。

今後もオンライン診療・服薬指導のさらなる利便性向上を目指し、取り組みを進めていくとしている。




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