冷凍宅配食サービス「nosh」、累計販売数3000万食超え 需要高まり新工場も新設

冷凍宅配食サービス「nosh（ナッシュ）」を手掛けるナッシュは、2018年5月のサービス開始から今年6月10日時点で累計販売食数が3000万食を突破した。
　
若年層が見るユーチューブなどに広告出稿し、露出を高めた。コロナを機に、食事による健康意識が高まったことも追い風となった。
　
同社は製造のほか、システムの構築やコールセンターなどを内製化。抑えた外注コストを広告費に充て、積極的にプロモーションを行うことで、商品の認知度を高めている。
　
今年の夏には新工場が完成する予定。生産体制を新工場に移管していく。
　
顧客が増えたことにより、現在の工場では月に約180万食を製造するのが限界だが、新工場では、約650万食まで製造できるようになる。最新の設備などを導入して、コスト削減や製造品質の均一化を進める。