2022.06.30

ビューティガレージ、物販売上は18.8%増 四半期売上で初めて50億円突破

美容サロン向け通販のビューティガレージの2022年4月期における物販売上高は、前期比18.8%増の185億1800万円だった。2022年2‐4月期(純第4四半期)は四半期ベースで初めて売上高50億円を突破した。品ぞろえやサービスの利便性を高めたことにより、ユーザーの継続率が向上し、売り上げ拡大につながっている。
 
物販事業におけるEC売上高は、同20.5%増の146億8900万円になった。EC売上比率は、同1.1ポイント増の79.3%だった。過去1年間に1回以上の購入履歴があるアクティブユーザー数は、同10.5%増の14万5155口座、過去1年間に6回以上の購入履歴があるロイヤルユーザー数は同24.4%増の5万5492口座になっている。
 
商材別では化粧品・材料売上高が同23.2%増の98億5600万円、機器・用品売上高が同14.1%増の86億6200万円だった。特にナショナルブランドの化粧品・材料の売上高が伸びている。リピート性の高い消耗品の売上高が伸び、ストック型の収益構造への転換が進んでいるという。
 
連結業績における売上高は同19.4%増の234億100万円、営業利益は同20.1%増の12億200万円、経常利益は同12.5%増の12億200万円、当期純利益は同8.5%増の7億900万円だった。原料価格や輸送費の高騰による仕入れコストの上昇については、販管費を圧縮することで利益率の低下を抑制している。
 
2023年4月期における連結業績予想は、売上高が同15.4%増の270億1300万円を見込む。営業利益は同17.1%増の14億700万円、経常利益は同16.1%増の14億1000万円、当期純利益は同19.7%増の8億5000万円を計画している。



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