2022.06.30

青山商事、120店舗に導入 EC連動の接客システム

EC連動の接客システム「デジタル・ラボ」

青山商事は6月9日、EC連動の接客システム「デジタル・ラボ(デジラボ)」を、今期(2023年3月期)新たに全国120店舗に導入すると発表した。OMO戦略の主軸となる「デジラボ」の活用を進め、新たな購買体験の創出と、ECと実店舗を相互利用する「併用顧客」の拡大を図る。
 
「デジラボ」は、ネット(EC)とリアル(実店舗)の融合を目指し、開発した青山商事独自の接客システム。ECサイトを含む「洋服の青山」全店舗の在庫と連動したタッチパネル式の端末を通じ、商品(後日配送)の注文を受け付ける。
 
ランキングやコーディネート例などの情報発信、大型デジタルサイネージやタブレットを介した商品提案や接客にも対応する。
 
青山商事の2022年3月期におけるEC売上高は、前期比横ばいとなる26億円。今期は、OMO戦略の強化を進め、売上高を34億円まで拡大することを計画している。「『デジラボ』のECシステム利用による売り上げは着実に増加している」(広報)と言う。



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