Coupang Japan、100円ショップ「DAISO」と提携 「既存ユーザーへのサービス向上を重視」

クイックコマース「Coupang（クーパン）」を手掛けるCoupang Japan（クーパンジャパン）は6月15日、100円ショップ「DAISO（ダイソー）」を運営する大創産業と業務提携を締結した。「ダイソー」商品の取り扱いを開始し、既存顧客の満足度向上につなげていく。
　
「クーパン」とは、最短10分で食品や日用品などを配達する即配サービス。東京・品川区中延と目黒区青葉台に物流専用倉庫（ダークストア）を構え、そこから注文商品を配達する。ダークストア周辺地域には迅速に配達することが可能。ネットスーパーよりも早く配達できるという強みを持つ。
　
今回の大創産業との業務提携により、既存商品の食品や生鮮食品のほか、「ダイソー」商品のゴミ袋、メラミンスポンジ、割り箸、おかずカップ、文房具アイテムなどをラインアップに加えた。
　
「大創産業との業務提携で、特定の層を獲得したいという狙いはない。既存のクーパンユーザーへより良いサービスを提供できることを重視した」（太田理加ゼネラルマネージャー）と話す。

業務提携の期間や契約料などは、ポリシー上公表できないとしている。