2022.06.22

D2C支援のSUPER STUDIO、総額44億円を調達 担当2人で年商10億円を実現する「次世代EC構想」発表

累計調達額は62億円に


EC・D2C支援事業やECプラットフォーム「ecforce」を提供するSUPER STUDIOは6月22日、総額約44億円の資金調達を実施したと発表した。再現性の高いEC運営を実現する「次世代EC構想」を開発推進し、日本のEC化率底上げを目指す。

今回、三井不動産やグローバル・ブレインが共同で運営する31VENTURES、ALL STAR SAAS FUND、きらぼしキャピタル、ネットプロテクションズ、みずほキャピタル、三井住友海上キャピタル、三菱UFJイノベーション・パートナーズなどを引受先とした第三者割当増資を実施した。2021年9月には総額18億円の資金調達を発表しており、累計調達額は約62億円になる。

SUPER STUDIOは2017年にECプラットフォーム「ecforce」をリリースした。D2Cブランドの成長をシステム面からだけではなく、マーケティングや運営面から支援している。支援先の商品ジャンルは、化粧品や健康食品、食品だけに留まらず、アパレルやライフスタイル、ホビーと幅広い。「ecforce」以外にもパーソナライズシステム「1d color」、入力フォーム最適化システム「smart dialog」、チャット型接客ツール「talkmation」などのソリューションを提供している。

SUPER STUDIOが数十もの自社ブランドやクライアントのブランドを立ち上げ・グロースしてきた経験に基づき、コンサルティングや運営支援を行う「ecforce teams」も提供している。多彩なソリューションに加えて、それを駆使して事業成長させるノウハウ・運営の支援体制を備えていることで、EC・D2Cの有力スタートアップや大手企業の新規ビジネス立ち上げの際のパートナーに選ばれる機会が増えている。

2021年のタクシー広告やTVCMの放送を機に、SUPER STUDIOの認知度は向上し、多様な企業からの引き合いが増えたという。この1年間で「ecforce」の導入ショップ数は約174%増加、自社EC運営を通して感じたEC運営の課題感や今後の新しいマーケティング手法をシステムに実装すべく、毎月10〜20件の機能アップデートを行っている。

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