2022.06.22

【申込倍増】「らくらく在庫」に好調要因を聞く!「在庫管理」特化で圧倒的コスパを実現

「らくらく在庫」の運営チーム。写真左からディレクターの永田康幸取締役、カスタマーサポートの室井勉氏、新城美優氏、インサイドセールスの塚部一貴氏


グリニッジが提供する複数ネットショップの在庫管理システム「らくらく在庫」の導入社数が拡大している。2022年3月期の新規導入社数は前期比2倍以上に増加し、導入社数は500社を突破している。コロナ禍に多店舗展開するネットショップが増え、在庫の“売り越し”を防ぐために、「らくらく在庫」を導入するケースが増えている。さらに、大手一元管理システムから乗り換えてくるEC事業者も多いという。在庫管理に特化しているため、コストが低く、導入しやすい点が好評だ。在庫が切れた際の更新は1分間隔と短く、“売り越し”リスクを最小限に減らせる点も受けている。在庫管理の機能性を評価し、一元管理システムと併用するケースもあるという。「らくらく在庫」が多くのネットショップに受け入れられている理由をグリニッジの塚部一貴氏と新城美優氏に聞いた。



――「らくらく在庫」が好調なようですね。

塚部:「らくらく在庫」は2012年にリリースした在庫管理システムです。提供開始から導入者数は伸びていましたが、コロナ禍に入り、その伸び率が高まっています。巣ごもり需要の拡大を受けて、EC市場が成長しており、EC事業者が増加していることや、複数のECモールに出店する多店舗展開が活発化していることが影響していると思います。多店舗展開する際に、受注管理はモールのシステム上で何とかカバーできたり、商品点数が多くない店舗は商品登録は一元化しなくてもよかったりしますが、在庫管理はしっかりできていないと、在庫がないのに販売してしまう、いわゆる“売り越し”が発生してしまいます。”売り越し”はクレームや店舗の評価を落とす要因になりますし、その事後対応に大きな労力が掛かります。在庫管理はしっかりやりたいと思ったネットショップが口コミなどで「らくらく在庫」を知り、導入していただくケースが増えています。

――「らくらく在庫」はどのような在庫管理システムなのですか?

塚部:「らくらく在庫」は「楽天市場」「ヤフーショッピング」「Amazon」などの大半のECモールや、「カラーミーショップ」「MakeShop」「FutureShop」などのカートシステムで構築した自社ECサイトなど複数ショップの在庫を自動で更新・連動する在庫管理システムです。2021年にはグローバルなECサイト構築サービス「Shopify」と連携し、最近では東南アジア・台湾最大規模のECモール「Shopee」と連携しました。国内の主要なモール・カートと連携しているだけでなく、グローバルなサービスとの連携も進めています。

在庫管理だけではなく、受注管理や商品登録も一括管理できる一元管理システムと比較されることがありますが、「らくらく在庫」は在庫管理に機能を絞っているため、導入・運用コストが低く、在庫管理の機能面でも優位性があると思います。

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