2022.06.16

ネット通販売上高TOP500<2022年版>発表 1位アマゾンの売上は?【会員限定でTOP100公開】

EC・流通DXの専門紙「日本ネット経済新聞」は6月16日、2022年版「ネット通販売上高ランキングTOP500」を発表した。売り上げ調査対象は、2021年4月~2022年3月の間に迎えた決算期の数値。前年と比較可能な149社の実質成長率は14.3%増となった。前回の実質成長率が21.6%増だったため、今回の成長率は前回比7.3ポイント減となる。コロナ禍2年目の反動や製造・仕入れコストの増加、顧客獲得単価の上昇などの要因が考えられる。売上高ランキングからもコロナバブルが徐々に鎮静化していることが分かる。


<ランキング表はこちら>
▶ネット通販売上高ランキング1~50位
▶ネット通販売上高ランキング51~98位



増収企業は29社減、コロナバブルが鎮静化


今回ランキングに掲載した500社のうち、本紙推定も含め、増収が確認できたのは117社だった。前回の増収企業が146社だったため、29社減ったことになる。

コロナ禍1年目に急拡大した在宅需要の反動で売り上げが伸びが止まった事業者も多かった。製造・仕入れコストの増加、顧客獲得単価の上昇なども要因として考えられる。売上高ランキングからもコロナバブルが徐々に鎮静化していることが分かる。

1位のアマゾンの日本事業の売上高は、前期比15.9%増の2兆5378億円だった。コロナ禍が継続する中、食品や日用品など生活必需品を中心に、顧客の継続的な利用が進んでいる。

「楽天市場」や「ヤフーショッピング」などの大手ECモールも流通総額を拡大しており、影響力をさらに高めている。


【「ネット通販売上高ランキング」トップ10】

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