ファッション、ビューティー、フード、デザイン、不動産など多岐にわたる事業を展開するマッシュホールディングスは6月9日、マッシュグループ公式アプリ「MASH STORE（マッシュストア）」をリリースした。ブランド横断型のショッピングを可能にし、グループ・ブランド間のシナジーを創出する。アプリのリリースを記念したキャンペーンも開催している。
ファッションブランドの「SNIDEL（スナイデル）」や「gelato pique（ジェラート ピケ）」、トータルビューティブランドの「Celvoke（セルヴォーク）」などを展開するマッシュグループは、自社が展開するファッション・ビューティーの全23ブランドのショッピングが楽しめる公式アプリをリリースした。新作情報や限定アイテムなど、お気に入りブランドの情報も一括でチェックできる。
各ブランドが運営するオフィシャルオンラインストアは、ブランドの世界観を届けるため継続する。一方で公式アプリにおいて、全オリジナルブランドを横断して買い物ができる環境を構築することで、グループ・ブランド間のさらなるシナジーを創出することを目指す。
同アプリでは、マッシュグループの会員カード「MA CARD FOR GO GREEN」を完全デジタルで利用することもできる。サステナビリティの観点から会員証の完全デジタル化を実現したとし、プラスチックを利用した仮カードを発行することなく会員カードの新規作成・提示をデジタル上で完結。環境配慮にも取り組んだ。
オンラインショッピングの利便性向上だけでなく、リアル店舗への来店機会の増加を目指し、現在地から近隣のマッシュグループ運営店舗の一覧が閲覧できるマップ機能も搭載している。
今夏には、スタッフのコーディネート閲覧機能を導入し、身長や着用サイズを参考にしながらの商品購入が可能になる他、店頭での効率的な在庫確認のための品番表示機能などの拡充も予定している。
さらに人気の福袋や限定商品の購入権、混雑が予想される際の優先入場などの抽選機能により、店頭混雑の緩和やEC・リアル店舗双方の利便性向上を目指す考えを示した。公式アプリの機能拡充により、EC・リアル店舗双方におけるアクセシビリティの向上と、より心地よい買い物を体験を届けるとしている。
公式アプリのリリースを記念し、6月9日から8月31日の期間中に同アプリを新規ダウンロードし、新規会員登録または既存アカウントへログインした人に、500円オフクーポンをプレゼントするキャンペーンも実施している。
