2022.06.07

【WOW WORLD 磯貝浩貴取締役に聞く】「WEBCAS」シリーズは柔軟なカスタマイズに強み 導入でメール経由売上1.9倍の例も

WOW WORLD 磯貝浩貴取締役


顧客とのコミュニケーションを支援するCRMアプリケーション「WEBCAS(ウェブキャス)」シリーズを提供するWOW WORLD(ワオワールド)は、導入企業の要望や課題にカスタマイズ対応し、導入後の手厚いフォローで実績を上げている。メール配信システムの導入企業の中には、メール経由の売り上げが前期比1.9倍になった例も。「ウェブキャス」の強みについて、磯貝浩貴取締役に聞いた。



――「ウェブキャス」シリーズの導入実績や反響を聞きたい。

EC・通販の大手企業を中心に、累計8000社超に導入されている。通販・ECの導入企業は、TSIホールディングス、ベルーナ、コーセープロビジョン、ベイクルーズ、ニッセンなど。一例を上げると、メール配信システム「WEBCAS e-mail」を導入した後、ベルーナではメール経由の売り上げが前期比1.9倍、メール配信コストは同6割超の削減につながった。当社のサポートにより、メールマーケティング基盤と運用体制を変革したことが奏功した。

――シリーズの強みを教えてほしい。

既存のシステムを単に提供するだけでなく、クライアントの要望や課題に合わせたカスタマイズに対応できる点が強みだ。「カスタマイズを駆使してさらに効果的なCRMを実践したい。売り上げ向上につなげたい」と考える中堅・大手通販企業から引き合いが大きい。

ある化粧品EC企業では、メール配信をするたびにECからいくらの売り上げが上がったのかを一目瞭然で分かるようにカスタマイズした。従来の「今回配信分のCVRは10%」といった見え方よりも、売り上げがはっきりと見える分、担当者のモチベーションに直結した。メール内容の練度が向上したり、仕事の優先順位が飛躍的に高くなったりしたと聞いている。

――「ウェブキャス」シリーズのクラウド版はSaaS型とASP型の2つの形式で提供している。

そうだ。カスタマイズができるのはサービスのうち、SaaS型となる。「ウェブキャス」シリーズが展開するアプリケーションを企業ごとに専有利用する形だ。既存のデータベースや、レコメンドエンジンなど外部システムとの連携や、カスタマイズができる。高度なメールマーケティング、大規模な一斉メールの配信、自社のセキュリティー基準に合わせたシステム構成を実現したい場合におすすめだ。

ASP型は、アプリケーションを複数の企業で共有利用する形となり、低コストかつ迅速に運用を開始できる。

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