2022.06.03

テモナ、リアレーションと業務提携 「テモアド」でサブスクビジネスをトータル支援

サブスクリプションビジネス支援サービスを手がけるテモナはこのほど、SNSマーケティングやプロモーションを提供するリアレーションと業務提携し、商品認知や集客、運用分析までを統合的にサポートする新サービス「テモアド」の提供を開始した。両社の持つノウハウを融合し、新しい価値の創造を目指す。

テモナは、サブスクリプションビジネス支援サービス「サブスクストア」など、サブスクリプションに関わる各種支援事業を展開している。

6月1日に提供を開始した「テモアド」は、EC売上向上を目的としたサブスクビジネスをトータルに支援するサービスとなる。EC事業におけるマーケティング活動について、施策を含めて統合的に支援することを基本理念に設計しており、見込み顧客の集客・企画立案や広告運用など、デジタルマーケティング全般をトータル的にサポートできる体制を構築。新規参入する企業のサブスク事業立ち上げやECサイトのサービス連携支援まで幅広く提供する。

具体的には、WEBを活用した集客広告の企画立案と運用、CRMデータを活用した広告施策、広告のクリエイティブ制作、ソーシャルメディアや動画をかけ合わせた広告ソリューション、デジタル広告から得られたデータを用いたCRMシナリオの最適化、広告に係るキャスティングなどに対応する。これによりEC事業者は、本来注力すべき商品開発や販促企画に専念することができ、競争力の高いEC事業の推進を目指すことが可能になるとしている。



「テモアド」の提供に伴い、SNSマーケティングやプロモーションを手がけるリアレーションと業務提携した。企画制作からキャスティング、SNSアカウント運用など強みが多岐にわたるリアレーションとの提携により、サブスク事業を成功させるための戦略立案から、成果を生み出すための実行支援まで、KPI実現を重視したサポートを実現。サブスクビジネス支援企業とブランディング・マーケティング支援企業の連携により、市場調査から運営設計、実施まで一気通貫したサービス提供を可能にした。

近年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響やデジタルデバイスの普及により、ライフスタイルは劇的に変化した。こうした環境において、ECの市場規模は拡大傾向にある。SNSとの連動や、オフラインとオンラインを融合させた商品の購入・決済の仕組みにより利便性が向上したことでマーケティング手法の多様化も進んだ。これによりEC事業者は、複雑化する集客経路に合わせたマーケティング施策の実施を求められている。

しかしその対応には、他社から提供を受けるさまざまなサービスの連携を図りながら業務を行うことが必須であり、社内リソースの確保、業務プロセスごとに分断された担当者のコミュニケーション工数の増加など、ノウハウ共有や蓄積が難しい課題を抱えるケースが多く見受けられるとし、デジタルマーケティング施策の戦略及び企画立案から運用サポートまでを一気通貫で支援する「テモアド」の提供に至ったとしている。

テモナのサブスク(リピート通販)ノウハウと、リアレーションのマーケティング、プロモーションノウハウを融合し、新しい価値の創造を目指す考えを示した。



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