2022.06.01

ユーグレナ、ネット広告事業の「株式会社はこ」を完全子会社化 マーケティングを強化

ユーグレナは5月27日、簡易株式交換による、はこの完全子会社化について株式交換契約を締結した。ユーグレナの持つ直販の事業基盤、ブランド力および資金力と、はこ社が持つ広告・マーケティングのノウハウを組みあわせ、グループの更なる成長を目指す。

ユーグレナは、5月27日に開催した取締役会において、同社を株式交換完全親会社とし、はこを株式交換完全子会社とする簡易株式交換の実施を決議し、株式交換契約を締結した。6月1日に実施する、はこ社の臨時株主総会での承認を受け、株式交換を行う。同株式交換により、ユーグレナは、はこの発行済株式数100株を取得し、はこを完全子会社化する。

ユーグレナグループは、微細藻類「ユーグレナ」(和名:ミドリムシ、以下:「ユーグレナ」)は、の食品用途屋外大量培養技術をコア技術とし、「ユーグレナ」に関する多様な研究開発活動を行うとともに、「ユーグレナ」を活用した機能性食品・化粧品等の製造販売を行うヘルスケア事業、及びユーグレナを活用したバイオ燃料開発等を行うエネルギー・環境事業を展開している。

ヘルスケア事業が着実な成長を遂げており、2021年12月期の連結売上高は344億円となり、過去最高を達成した。グループ売上の成長は、グループ商品の販売拡大と、昨今のM&Aが牽引しており、引き続き直販を中心にヘルスケア事業の拡大を進めていくとしている。

一方、はこは、「時代に合ったマーケティングを考え、今日よりも少しでも良い明日を作り出す」を企業理念に掲げ、顧客と共に問題を解決し続けるプライベートエージェンシー事業等を展開。商品企画のアドバイスから制作物のディレクション、広告戦略、LP 制作、運用管理、CRM 企画、社内研修に至るまで、インターネット広告マーケティング業務を一括して提供している。

はこがグループに参画することで、ユーグレナが持つ直販の事業基盤、ブランド力および資金力と、はこが持つ広告・マーケティングのノウハウを組みあわせ、ユーグレナグループのさらなる成長を実現し、ヘルスケア事業に関連するサステナブルな未来を共に創り上げていけるとの判断から、今回の株式交換に至ったとしている。



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