2022.05.31

エルテックス、アクルと業務提携 ECサイトでのクレジットカード不正利用被害撲滅を支援

ECサイト構築支援のエルテックスは5月30日、クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、ECサイトにおけるクレジットカードの不正利用対策を目的に業務提携を開始した。エルテックスが提供するEC/通販総合パッケージ「eltexDC」のユーザーは、アクルが提供するクレジットカード不正検知・認証サービス「ASUKA」のスムーズな導入が可能になる。ECサイトでのクレジットカード不正利用被害撲滅を支援する。

エルテックスは、ECフロント機能と、ECおよびコンタクトセンター(電話やオーダーカード受注など)の受注機能を中核に、EC・通販業務に必要な機能を網羅した国内でも数少ないマルチチャネル対応パッケージ「eltexDC(エルテックス・ディーシー)」を提供。販売チャネルを問わず、受注、在庫、顧客データなどを一元管理でき、2014年の販売開始以降、その使い勝手の良さが評価され、国内大手~中堅のEC/通販事業者に数多く採用されている。管理効率が飛躍的に向上するだけでなく、「見たい」「使いたい」データをすぐに取り出せることで、攻めの経営や広告・プロモーションにも有効な情報活用で事業者の成長に寄与できるソリューションとなっている。


▲「eltexDC」の仕組み

アクルは、新しいカード不正・チャージバック対策ソリューション「ASUKA」を提供。カード不正利用対策のひとつの手段として用いられることがあった従来の不正検知システムとは異なり、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させ、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現している。「ASUKA for Travel、for Ecommerceなど、それぞれの取り扱い商材に合わせたモデルを提供し、各業界のクレジットカード加盟店各社に利用されている。


▲不正検知・認証システム「ASUKA」の仕組み 

このほど両社は、ECサイトでのクレジットカードでの不正利用対策を目的に業務提携を開始した。これにより「eltexDC」のユーザーは、「ASUKA」のスムーズな導入が可能になる。

近年、クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつある中で、国内発行カードにおける番号盗用被害は2021年には331億円となり、年々増加傾向にある。不正使用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーかつシンプルに不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっていた。

こうした現状を踏まえ、EC運営事業者がより効率的かつ効果的に不正対策を行う環境を整えるべく、今回の業務提携に至ったとしている。



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