GMOペパボが運営するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」は5⽉24⽇、利用店舗を表彰するコンテスト「カラーミーショップ⼤賞 2022」の授賞式を開催した。最高賞である大賞には、フェアトレードとエシカルファッション・⼿仕事のお店「sisam FAIR TRADE」を選出した。
「カラーミーショップ⼤賞 2022」は、「sisam FAIR TRADE」を含む全43ショップを表彰した。ショップデザイン、商品展開、PR、社会貢献への姿勢など、明確なヴィジョンを元に運営しているショップを多く選出した。
▲受賞ショップとGMOペパボの集合写真今年で8度⽬の開催となる「カラーミーショップ⼤賞 2022」では、「カラーミーショップ」を利⽤しているショップを⼀次審査の対象とする「オファー制」を採⽤している。GMOペパボのスタッフによる審査を経て、オファー対象となるショップを選出し、オファーを受けた374ショップをノミネートショップとして公開。⼀般のインターネットユーザーによる投票を受け付け、その結果を踏まえた最終審査を実施した。
今回、「優秀賞（10ショップ）」とその中から最も優秀な1ショップに贈られる「⼤賞」の選出をはじめ、「地域賞（20ショップ）」、「特別賞（6カテゴリ・10ショップ）」、「にっぽん⽂化奨励賞（2ショップ）」、「Amazon Pay賞（1ショップ）」の全43ショップの受賞を決定した。
⼤賞に輝いた「sisam FAIR TRADE」は、1999年4⽉25⽇に京都の郊外で⼩さなフェアトレードショップとして⽣まれたシサム⼯房のネットショップ。創業以来、オリジナルの商品開発を⾏い、商品の質やデザイン、提案する空間にこだわりながら、チャリティではなく⼀貫してフェアトレードに事業として取り組んでいる。
▲⼤賞に輝いた「sisam FAIR TRADE」「sisam FAIR TRADE」は、「私たちは、アジアの⾊々な国の⽅々と⼀緒に、フェアトレードのものづくりを続けています。商品は、たとえばネパールのお⺟さんたちが⼿編みしてくれたセーターだったり、インドの村で⼀つ⼀つ刺繍してもらったワンピースだったりと、本来オンラインストアで販売するのは難しいと⾔われるような、決して均⼀ではない、⼈の⼿の中でじっくり時間をかけて作られた物を取り扱っています。ただ、何かそこにこそ今の私たちが豊かに過ごしていくために必要なメッセージが込められているんじゃないかと⽇々強く感じ、⼤切に販売しています」と話す。
さらに、「オンラインストア運営は、注⽂を受けて商品を届けるという⼀⾒システマティックでシンプルな仕事に⾒えますが、その分強く”⼈”を感じる仕事だなと⽇々思っています。今⽇会場でみなさんの話を聴いていて、場所も売っているものも全然違いますが、みなさんそれぞれきっと、⼤切に思うものを⼤切に販売されていて、やっぱり顔のみえない誰かを⼤切にしている仕事なんだなと思いました」と語る。
「sisam FAIR TRADE」以外の優秀賞の受賞ショップには、革靴販売の「NAOT JAPAN」、食器・キッチン雑貨販売の「NATURAL KITCHEN & select」、 Tシャツ販売の「⽇本製Tシャツメーカー 久⽶繊維」、食品・家電販売の「かわしま屋」、コーヒー販売の「猿⽥彦珈琲」、ファッション雑貨販売の「カタカナ」、カーテン販売の「びっくりカーテン」、ユニセックスファッション販売の「KEYMEMORY Online Shop」、作家もののうつわ販売の「おうちで楽しむ陶器市 うちる」を選出した。
国内7つのエリア（北海道・東北、関東（東京除く）、東京、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄）を代表する20ショップを選出する「地域賞」、特別賞として「ベスト店⻑賞」「ベスト商品賞」「ベストセレクト賞」「ベストデザイン賞」「SDGs賞」「新⼈賞」を選出した。他にもネットショップを使い⽇本⽂化を発信している2ショップを「にっぽん⽂化奨励賞」として表彰した。「Amazon Pay」を導⼊して、より多くの購⼊者に簡単・便利な購⼊体験の提供を実現した1ショップを「Amazon Pay賞」として表彰した。
今後は、各受賞ショップを中⼼として、ショップや商品の紹介のみならずショップオーナーの魅⼒を伝える取材コンテンツを、ネットショップ運営のヒントが⾒つかるWebメディア「よむよむカラーミー」で展開する予定だ。そのほか、ショップ運営に役⽴つセミナーやショップオーナー同⼠の交流を図るイベントなど、ショップオーナー向けのイベント開催を通じて、ショップオーナーの成⻑⽀援も引き続き⾏う。
