2022.05.26

MTG、中間期のDM事業は17.3%増に 下取・定額プランの会員数計画超え

美容・健康機器メーカーのMTGの2021年10月‐2022年3月期(中間期)の、通販・ECを含むダイレクトマーケティング事業の売上高は、前年同期比17.3%増の95億5500万円だった。旧商品を下取りし新商品を月々決まった額で販売する、既存顧客向けのプランの会員数が、計画を上回ったことが増収の要因になったとしている。
 
下取り・定額販売の「MTG LIFEPLAN(ライフプラン)」は、「SIXPAD」などの対象商品を、MTGが最大5000円で下取り。「SIXPAD」などの新商品を月額600円の定額で販売するというもの。「MTGライフプラン」は、MTGの自社ECサイトで展開している。過去に対象商品を購入した顧客の45%が同プランを利用しているという。
 
対象は、足用の「SIXPAD FootFit」など16商品となっている。
 
「MTGライフプラン」の進捗が想定を上回ったことが増収の要因となった。美容機器ブランド「ReFa」のヘアケアや、シャワーカテゴリーの商品も好調だった。
 
ダイレクトマーケティング事業の営業利益は、前年同期比13.7%減の26億9300万円だった。同社では、2021年9月期において、棚卸評価基準を変更したことにより一時的に評価益を計上していた。2021年10月‐2022年3月期(中間期)は、一時的な評価益がなくなった結果、減益となったとしている。
 
B2Bの販売を行うプロフェッショナル事業では、サロン向けのECプラットフォーム「BHappy」の、加盟店数が想定を上回ったという。2022年9月末時点の目標加盟店数5000店舗を5カ月前倒しで達成したとしている。



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