2022.06.06

【カワジュンに聞く 「BtoC開拓の奮闘記」】SNSやUGCでブランド拡散、EC売上は5倍超に拡大

カワジュン ハードウェア事業部 営業部 東京店 店長 黒川弘章氏


ECリニューアルでユーザビリティー向上


――今年3月、ECサイトをリニューアルした狙いは?

ユーザービリティーをより高めたいと考えました。例えばタオル掛けの特注寸法など、製品をカスタマイズできることをより分かりやすく、注文しやすくしました。また、注文データをそのまま社内の基幹システムに流し込めるようにバックヤードの改善も図りました。

他にも購入ステップを短縮したり、法人のお客さまの専用画面のデザインを刷新したりといった改善も行っています。

――ECサイトにおいて今後さらに強化したい点はありますか?

コンテンツをより拡充していきたいと考えています。製品カタログでは、表現できないものをECサイト内で表現していきたいと思います。

トップページには「visumo」を用いてUGCを紹介する「#カワジュンのある生活」というコーナーと、インスタの公式アカウントの投稿を反映するコ―ナーを設置しています。

当社で取材した導入実績や開発者のインタビューなどを紹介する「LIFE」というコーナーにももっと注力したいと考えています。当社の製品を採用いただいているマンションを撮影させていただき、その画像を発信したり、工場やデザイナーを取材した様子を紹介したりしていきます。動画コンテンツも少しずつ増やしていきたいと考えています。


▲「LIFE」というコーナーで取材コンテンツを配信

多様なコンテンツをそろえることで、住宅の新築やリフォームを検討している消費者に加えて、全国の設計事務所や工務店、リフォーム会社などの法人にも参考にしていただき、当社製品により関心を持ってもらえるようにしたいです。当社の製品は何度もリピート購入していただくようなものではありませんが、購買意欲が高まったタイミングに目に留まり、選んでいただけるように発信を続けていきたいと思っています。

地道なブランディングを積み重ねることで、インスタなどSNSでの発信を増やしていき、「新築やリフォームするときはカワジュン製品を使いたい」と思っていただけるような流れを作りたいと考えています。



「KAWAJUN ONLINESHOP interiorhardware」
https://www.kawajun.jp/hw/

「visumo」
https://visumo.asia/






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