2022.05.16

「楽天ラクマ」、アウトレット・セール品を購入できる「公式ショップ」開始 52ブランドが出店

楽天グループ(楽天)は5月11日、フリマアプリ「楽天ラクマ」において、アパレル事業者11社と連携し、52ブランドのアウトレット品やセール品を販売する「ラクマ公式ショップ ブランド公式(アウトレット・SALE)」の提供を開始した。日本を代表するアパレル事業者と連携し、在庫の循環およびサーキュレーション市場の活性化を目指す。

「楽天ラクマ」は、2022年4月に「ラクマ公式ショップ」の提供を開始。国内のリユース業者が出店する「ラクマ公式ショップ リユース」、国内の並行輸入業者が出店する「ラクマ公式ショップ 海外輸入」を展開してきた。このほど新セクションとして、アパレルブランドの事業者が「楽天ラクマ」へ公式に出店し、アウトレット品・セール品を販売することができる「ラクマ公式ショップ ブランド公式(アウトレット・SALE)」の提供を開始した。

「ラクマ公式ショップ ブランド公式(アウトレット・SALE)」は、生産された商品をくまなくユーザーに届けることを目的に、日本を代表する11社のアパレル事業者と連携。楽天が運営するファッション通販サイト「Rakuten Fashion」の出店ブランドの商品を多数取り扱う。これにより「楽天ラクマ」ユーザーは、商品の検索時に、個人のユーザーが出品した商品、リユース事業者が出品した商品などに加え、「ラクマ公式ショップ ブランド公式(アウトレット・SALE)」により出品された1次流通のアウトレット・セール商品を閲覧できる。より幅広い商品群から買い物をお得に楽しむことが可能となった。

楽天は、「楽天ラクマ」を通じて、2次流通や応援消費を軸にした循環型社会へ貢献し、新たなECプラットフォームの実現に向け、在庫の循環およびサーキュレーション市場の活性化を目指す考えを示した。

アパレルウェブが2020年7月に「楽天ラクマ」ユーザーを対象に実施した「ファッション2次流通(フリマアプリ)に対する意識調査」において、「フリマアプリで初めて知ったブランドがあるか」と尋ねたところ、約半数(47.5%)が「ある」と回答した。フリマアプリがブランドとユーザーを繋ぐプラットフォームとしての役割を担っていることが分かったとし、「楽天ラクマ」の取り組みを通じて、ブランドとユーザーの新たな架け橋となるべく本サービスの開始に至ったとしている。

楽天は今後も、個人や事業者が参加する取り引きを通じて、循環型社会の実現に貢献するとともに、ユーザーに利便性や付加価値の高いサービスを提供すべく、「楽天ラクマ」の新たなECプラットフォームの構築に努めていくとしている。




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