2022.05.05

中国向け越境EC「豌豆」、SDGsに配慮したフランス発の化粧品ブランド「SHIGETA PARIS」の取扱開始

「ショッピングに国境はない」をスローガンに掲げるインアゴーラは4月27日、中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」において、SDGsに配慮したフランス発の化粧品ブランド「SHIGETA PARIS」の取り扱いを開始した。中国市場でのブランド認知向上、販売を支援するとともに、クリーンビューティーやサステナビリティに対する消費者意識の向上に貢献を図る。

インアゴーラの運営する「豌豆(ワンドウ)」は、日本企業が海外進出を検討する際に課題となる「情報の越境」「物流の越境」「決済の越境」をまとめて解決する、ワンストップソリューション型のBtoBtoC越境ECプラットフォーム。商品の翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応、他チャンネル展開などの全工程を担うことで、日本企業と中国消費者間の文化的ギャップを吸収し、日本企業の中国進出をサポートする。



このほどSHIGETAと提携し、フランス発のクリーンビューティーブランド「SHIGETA PARIS」の「豌豆」での取り扱いを開始した。初回は24SKUより取り扱いをスタートする。

「SHIGETA PARIS」は、日本人セラピストCHICO SHIGETA氏により、2006年に創業されたクリーンビューティーブランド。CHICO SHIGETA氏が、フランス自然療法から植物の力の偉大さを学び、ホリスティックなアプローチを自宅でもできるようにと顧客のためにプロダクトを作り始めたことからスタートし、現在はパリ7区に本店と自社ラボを構える。

クリーンビューティーとは、一般的には化学原料を使わない自然派商品(オーガニックコスメ認証等を受けた商品)かつ、サステナビリティへの配慮およびエシカルソーシング(動物実験不実施、労働環境配慮等)の徹底等の要件を満たす化粧品の総称で、近年大きなトレンドとなっている。

「SHIGETA PARIS」は、クリーンビューティーの重要な要件となるオーガニックコスメ認証の中でも、厳格性において最高水準とされるCOSMOS認証を取得したパリの自社製造工場にて、研究開発・製造・パッケージングまでを一貫して行っている。特に研究開発は、フランス国立科学技術センターとも共同で処方開発を進める等の企業努力を重ね、消費者から高い評価を得ている。

市場調査会社Statistaによると、2016年に110億ドルであった世界のクリーンビューティー市場は、2027年には545億ドルまで成長拡大が予想されている。化粧品の市場規模において、アメリカに次ぐ世界第2の市場である中国では、クリーンビューティーはいまだ発展途上の市場であり、サステナビリティに対する消費者意識の高まりとともに、今後大きな成長が見込まれている。

インアゴーラは中国初進出の「SHIGETA PARIS」の展開をサポートすることで、 中国市場でのブランド認知向上、販売支援を推進すると共に、クリーンビューティーやサステナビリティに対する消費者意識の向上に努めていくとしている。

今後もより多くの日本商品を中国の消費者に紹介し、日本の商品とライフスタイルを楽しんでもらう場を届ける考えを示した。




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