波佐見焼のECサイトを運営する「アイユー」、展示会で攻めの営業を実施し卸先開拓へ

展示会での営業方法を変更すると、課題は解決。同社がもともと商品を販売したかった地域である、東京・吉祥寺の雑貨店への卸も決まった。吉祥寺を訪れる顧客が同社を知り、自社サイトへ流入することも多い。

店舗への卸により、店舗を訪れたセレクトショップのバイヤーが商品を気に入り、同社に問い合わせをすることも増えている。「ここ最近は企業からOEMの製造依頼も入っている。展示会への出展がtoB、toCの販路拡大につながっている」（同）としている。


▲波佐見焼の陶器専門のECサイトを展開

アイユーは2016年、波佐見焼の陶器専門のECサイトを開設した。開設当初は、SNSを使ったPRなど、オンライン上での集客施策に取り組んだが結果が付いてこなかった。「正直やり方が分からなかった。これなら対面で魅力を伝える方がいいなと思った」（同）と語る。

今後も波佐見焼のOEMが行える企業として、認知度を広げていきたい考えだ。


「波佐見焼のOEM オンラインショップ」
https://aiyu-hasami.com/