2022.04.29

「EC Intelligence」、『目次』作成スピードに強み 導入企業の多くがコスト減に

【ECソリューションマップ2022「転換率向上サービス編」】

シナブルが提供するMAツール「EC Intelligence(イーシーインテリジェンス)」は、ECサイト内の検索結果を最適化する機能を搭載している。同ツールの強みは、サイト内検索に使用するインデックス(目次)の作成スピードが速い点にあるという。「EC Intelligence」を導入した結果、他社のMAツールに比べてランニングコストが大きく減少したと話す企業が少なくないという。2022年には、技術的にさらにシステムの導入がしやすくなる機能も追加したとしている。

「EC Intelligence」のサイト内検索機能では、販売する商品の情報が登録されたフォーマットを定期的に読み込んで、検索結果に反映する。「商品名」や「商品カテゴリー」など、20項目以上の情報から、検索情報のインデックスを作成する。EC構築システムなどに標準搭載された検索機能に比べて、顧客が探したい商品との関連性がより高い検索結果を表示することができるという。

「EC Intelligence」は、インデックスの作成スピードに強みを持つ。ECサイトの商品点数が1000品目程度であれば、数秒内にインデックスを作成することが可能だ。インデックスの作成スピードが速いため、ECサイトでのセール直後に、改定後の価格を、検索結果として表示することなどもできるという。

シナブルの執行役員CC&M部の曽川雅史部長は「インデックスの作成に時間がかかると、ECのシステムで価格変更を行っても、検索結果に即座に反映されず、機会損失となってしまうことがある。『EC Intelligence』であれば、そのようなことは起こらない」と話す。

「有名ブランドであっても、ECサイトで、商品の検索結果が的確に表示されないことが少なくない。機会損失につながるため、外部の検索エンジンを導入すべき」とも話している。




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