バロックジャパンリミテッド、国内EC売上高104億円 中国・米国の海外EC事業も好調

バロックジャパンリミテッドの2022年2月期の国内EC売上高は、前期比10.6％増の104億3500万円となった。中国・米国に向けたECも好調に成長している。中国事業・米国事業とも、前年同期比で大幅な増収増益になったという。
　
同社のEC事業は成長を続けている。国内においては、「SHEL’TTER WEB STORE（シェルターウェブストア）」などの自社ECサイトの売り上げが前期比1.9％増となった。モールなどの売り上げは、前期比22.0％増となった。
　
ウェブ接客やライブコマース、LINEでのメッセージ配信など、OMOの取り組みにも注力している。「インスタグラム」「YouTube」などの活用も行っている。
　
中国ECの売上高は、前年同期比12.3％増の12億7500万円。中国では、2021年5月にEC販路を拡大するため、TikTok（ティックトック）を新たにスタートした。今後も中国ECの強化を積極的に推し進めるとしている。
　
米国事業におけるECも好調で、2022年2月期の米国事業におけるEC比率は32.8％となった。百貨店での販売などを含む、2022年2月期の米国事業売上高は前期前年比88.8％増の15億7100万円になったという。