2022.04.26

テモナ、ウェブ開発のサックルを買収 取得価額は3億円、カスタマイズやソリューション開発を強化

クラウド型ECシステム「サブスクストア」を提供するテモナは4月25日、ウェブシステム開発やプログラミング学習事業を行うサックルを完全子会社化すると発表した。取得価額は3億円。同日、全株式を取得している。開発力を強化し、新たなソリューションの提供にもつなげたい考えだ。

サックルはウェブシステム開発を得意とし、開発やデザイン、マーケティングの専門家による一元的・包括的なサポート体制を強みとしている。

EC領域においても豊富な開発実績を有しており、開発言語や環境面においてもテモナとの親和性が高いという。2021年3月期の売上高は9億4500万円だった。

テモナが2021年11月に発表した中期経営計画では、①顧客セグメント②エンタープライズ領域③アーリーステージ領域――の3領域を拡大し、新規顧客の獲得を促進する方針を掲げている。

特にエンタープライズ領域においては、「サブスクストア」のカスタマイズ需要が増加している。この需要に対応するため、プロダクトマネージャーやエンジニア体制を強化するためにも今回の買収は必要だったという。  今後、開発力を強化し、多様なソリューション開発も実現したい考えだ。




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