2022.04.23

ラジコン機器輸入の「ジーフォース」、ペット用品事業に参入 ペット用の自動給餌機や自動給水機を販売

スマホアプリで餌をあげる時間などを管理できる

ラジコン機器の輸入・卸などを行うジーフォースは2019年、ペット用品事業に参入した。販売するのは、ペット用の自動給餌機や自動給水機などのIoT家電。参入の背景には、IoT需要の高まりがあったという。
 
同社では、2013年の設立以来、ドローンなどのラジコン機器を取り扱っている。近年のラジコンは、スマホアプリと連動して動かすIoTタイプが主流になっているという。
 
ラジコンのIoTで培った知見を生かせる分野として、ペット用品事業に参入することにしたという。「当時から中国では、ペット用のIoT家電がかなり普及していた」(担当者)と話す。今後、国内でも需要が拡大することを見越し、参入に踏み切ったとしている。

同社が販売するのは、アプリと連動した、自動給餌機や自動給水機だ。スマホのアプリから、稼働時間などを設定できる。清掃すべきタイミングについての通知がアプリから届くため、衛生面でもお薦めだという。
 
「最近は一人暮らしでペットを飼う人が増えている。1日以上自宅を空ける機会もあるため、年々売り上げが上がっている」(同)と話す。
 
「最近売れているのは、『ペットニアフレスコウルトラ』という循環型UV給水機だ。特に猫は流水を好む傾向があることもあり、人気となっている」(同)と話す。「猫は水を飲まないと、腎臓が悪くなりやすいという。きれいで、しかも動いている水という点が評価されているようだ」(同)とも言う。

 
▲自動給水機「ペットニアフレスコウルトラ」

同社では今年、ペット用カメラの発売を予定している。「現在のペット用カメラの多くは、サイズが大きい。そのため室内に設置すると、どうしても邪魔になってしまう」(同)と話す。新商品のカメラは小型で、設置のしやすさが特徴のようだ。「家庭環境が変わってきたり、健康志向が高まったり、日本のペット市場は日々変化している。需要を見極めつつ、需要に合った商品を発売していきたい」(同)と話している。


「bitcle」
https://bitcle.jp/




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