2022.04.20

【「MakeShop」10年連続1位の理由は?】コロナ禍に「BtoB」「定期購入」の導入拡大 総合力が決め手に

GMOメイクショップ MakeShop事業部 田村淳事業部長


ショップの声からサービス開発も


――今年1月、教育機関向けECサイトの構築をサポートする「MakeShop for GIGAスクール」の提供を開始した狙いは?

インターネット回線を提供するグループ会社などもあり、「GIGAスクール構想」に対応したサービスを当社より先に提供しています。当社では導入企業さまから「GIGAスクール構想」のお話を聞き、国を挙げてIT教育を強化していく取り組みに賛同し、新たにプランを設けました。

ICTベンダーさまが教育機関や学生、保護者に向けたECサービスを構築しやすいようなプランを作成しておりますので、ぜひどんどん活用していただきたいと思っています。


▲「MakeShop for GIGAスクール」のサービスイメージ

さらに大学や専門学校などの教育機関が教材として無料で「MakeShop」を利用できる「アカデミックプラン」の提供も開始しています。ネットショップの構築・運営を通じた、職員や学生のビジネススキルや情報リテラシーの習得を支援する取り組みです。

――導入企業とのコミュニケーションから新たなビジネスに参入するケースもあるのですね。

当社は契約前と契約後にお客さまとコンタクトを取る取り組みを実施しています。どういう目的でECを開設するのか、開設までに不安はないかなどしっかりとヒアリングしています。こうしたコミュニケーションから機能やサービスの改善点を把握することができますし、新たなビジネスチャンスも掴むこともできています。

顧客との接点は非常に大事だと考えているので、今後も継続していきたいと思っています。


大規模なリニューアルも計画


――カートASPではトップランナーの地位を築いていますが、さらにサービスやシステムを強化する計画はあるのですか?

「MakeShop」も長い歴史があり、幾度もサービスをリニューアルしてきましたが、今後さらに大きなリニューアルをしようかなと考えています。デザイン面や外部のサービスとの連携面において、より良い形に作り直そうかなと考えています。

今回は大きめの改修になると思いますので、導入企業さまにも、今後導入を検討する事業者さまにもご期待いただければと思っています。

リニューアル以外にも、直近では海外販売が手軽に始められる越境EC支援サービスとも連携しましたし、昨年から継続して取り組んでいるショップのデザインテンプレートの拡充なども、引き続き追加していきたいと考えています。


「MakeShop byGMO」
https://www.makeshop.jp




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