窮地の飲食店をECが救う！？

政府の緊急事態宣言を受け、飲食店は休業または営業時間短縮などに対応して、経営が苦しい状況にある、とマスコミが頻繁に取り上げています。そんな中、EC企業が飲食店を支援しているとの情報をキャッチ。具体的には、飲食店のEC展開を支援する形のようです。

先日、東京・恵比寿にあるウェブ制作・EC企業のコンサルなどを手掛ける会社を取材しました。その会社は、サラリーマンや家族の味方である飲食チェーン「福しん」のECサイトを作っていました。話を聞くと、「福しん」側から「作ってほしい」という依頼を受け、制作がスタートし、２週間もしないうちに、サイトを作り上げたようです。サイトはまだ開設に向けて準備中のようです。

サイトの制作依頼を受けた会社は、他にも飲食店を救済しようと、対応を急ぎ、採算も度外視でやっているようです。ただ、「サイトを作ったはいいものの、運用できるようにしないと意味がない」と制作会社の社長。この先を見据えて、「サイトを作り込むことも一つの支援になる」とも言っていました。

今こそデジタル企業がリアル企業を支援する時。ラグビー日本代表の言葉を借りるなら「ワンチーム」の精神が必要なのかもしれません。